骨が語る奥州戦国九戸落城

  • 東北大学出版会
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861630767

作品紹介・あらすじ

数千人が籠城した奥州九戸城は天正19年9月2日、豊臣秀次を総大将とする数万人規模の上方軍に包囲され、9月4日には城主九戸政実が投降する。この時城に残る者を助命するという約束は反故にされ、開門と同時に上方軍がいっせいに城内になだれ込み、為すすべもなく逃げまどう籠城者を情け容赦なく殺戮した。それから約400年後の平成7年に、九戸城二ノ丸跡から十数体の惨殺死体が骨となって発見された。これらの人骨こそが戦国の世の酷さを如実に物語っている。

著者プロフィール

1944年栃木県生まれ。1969年東北大学医学部卒業。札幌医科大学助手、国立科学博物館研究官、東北大学医学部助手、札幌医科大学助教授を経て、1994年より東北大学医学部教授。2008年に定年退職し、現在は東北大学名誉教授。専門は解剖学•形質人類学。編著書に、『モンゴロイドの地球(3)日本人のなりたち』東京大学出版会 1995)、『北上山地に日本更新世人類化石を探る』(東北大学出版会 2003)、『骨が語る奥州戦国九戸落城』(東北大学出版会 2008)がある。

「2015年 『アイヌと縄文人の骨学的研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

百々幸雄の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×