JLA リバティ&ジャスティス (JIVE AMERICAN COMICS シリーズ)

著者 : ポール・ディニ

制作 : 石川 裕人 

• ジャイブ (2005年1月31日発売)

感想・レビュー・書評

[xuerenさんの感想 · 2005年4月20日]

『JLA　リバティ&ジャスティス』と『JLA　シークレットオリジン』の合本。
『JLA　リバティ&ジャスティス』
アフリカの小さな村に謎の奇病が発生し全滅。
ペンタゴンからの要請でかけつけるJLA。
マーシャン・マンハンター、フラッシュ、グリーンランタンが村に向かうと、
村人は死んでるのではなく、麻痺して動けなくなっていたのだ。
原因は側に落ちてきた隕石に付着していた物質のせいらしい。
バットケイブで分析するために走るフラッシュだったが、彼も感染してしまう。
一方、世界にもこの未知のウイルスの噂が広まり、
JLAの存在と活動そのものにも懐疑の目が……
『JLA　シークレットオリジン』
JLAメンバーのオリジンが２頁ずつ描かれている。
以前、小学館プロダクションから出た大判の『バットマン：ウォー・オン・クライム』と『スーパーマン：ピース・オン・アース』と同じ体裁の作品。
話を追うと言うより、
アレックス・ロスの美しい絵の細部を見つめる、という感じ。
漫画じゃなくて、絵物語の方が近いのかな。