好き もよい (CR COMICS DX)

著者 :
  • ジャイブ
4.15
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本棚登録 : 157
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861768897

作品紹介・あらすじ

『空の下屋根の中』など独特の空気感が漂う作品を発表し続けている作家、双見酔。彼が長らく同人誌で描き溜めていた作品が、満を持してコミックスになりました!!
本書のキーワードは、ずばり「好き」。少年少女たちのさまざまな「好き」の形を、時には楽しく、時には切なく描きました。

感想・レビュー・書評

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  • おかん観の優れた作家さんの漫画は面白い。(実の母親がモデルなんだろうか?)
    表題作「好きもよい」も淡い感情の揺れ動きが見えてすごく好きです。

  • ざっくりした描線とややシニカルな青春。
    ほっこりする。

  • テーマは違うけど雰囲気は「空の下屋根の中」に近い感じの連続短編で始まりつつ、残りは恋愛ものの短編集。この作者の雰囲気重視の作風はけっこう好きかも。

  • 「空の下屋根の中」というニートが働き始める過程を描いた作品を書いた作者のオムニバスストーリー。すべての作品に通じているのが「静か」であること。そして、その静かさを上手く使って緩急を作っていることだと思います。
    なんというか読んでてて不思議な気分になりました。ほんわかとも違う、ほっこりとも違う。どこかアンニュイ様な気もするけど、それも相応しくない。といったような具合で。

    オムニバスなので個別の感想を簡単に。※ネタバレあり



    「同人誌を作ってみた。」

    空の下屋根の中と同じように母親のキャラクターが強いです。実際にこんな母親いたら楽しそうだけど大変そう。#3はとてもいい雰囲気だと思います。創作する人だったら、誰でもぶつかる壁なのでは無いかと思いました。きっかけを忘れてはいけないのですね。

    「ふたつねがい」
    自分のために頑張るの苦手。だけど、誰かのためになるってだけで頑張れる気になれたりするんだから不思議。そんな話。最後の願いは既に叶ってそう?

    「好きといえないこと」
    言葉を重ねても薄くならず、むしろ濃くなっていくこともある。今まで読んだ甘々ものでたぶん一番短いけど凄い濃い。ゴロゴロしたくなる。オムニバスの中で一番「好き」かも。

    「ちくたく」
    好きになるきっかけは些細な事でした。案外そんなもんなんでしょうね。

    「好き もよい」
    このオムニバスのタイトルになっている作品。ネトゲがテーマとなっていますが、ツイッターやその他SNSでも当てはまりそうなお話。よくやり取りしている人は、リアルでもネットと似た雰囲気を纏っているのかちょっと気になってきます。そして、ほんの些細なやり取りでも人によっては大きなきっかけになるかもしれない。出会いは大切に。



    帯の文章を見て「良いなぁ」とか「気になる」と思った方は買っても良いと思います。そのままの内容です。

  • 極力シンプル、を大事にしているよう
    どの話も心がほっこりするものだったが、個人的に、この作者を好きになった短編は「好きといえないこと」
    目線がいいな、と感じた
    読んでいて、高校時代の『自分』を思い出して笑ってしまい、嫁さんに不思議がられた
    青春時代ほど、小さなプライドが邪魔をして、大切な言葉を男は言えないものなのだ

  • よい。

  • 過去作をまとめてコミックス化した模様。一部は書き直し。こういう作風はアリ。

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