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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861822254
作品紹介・あらすじ
クラ地峡、アンデス山脈、カスピ海、赤道ギニア、モルディブ、ココ島…我々の知らない場所で、食料・水・石炭・石油・天然ガスをめぐる21世紀の決戦は、すでに始まっている。激突するアメリカ・中国の動向すべてを俯瞰できる注目の一冊。
感想・レビュー・書評
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<読んだ日>
080109
<概要>
第一部、第二部は中国という大国の国家戦略を地政学・エネルギー・国際覇権の3つの視点から詳細に分析している。そして第三部でアメリカの国家戦略を交えて、今後の世界の派遣について論じている。米中関係を一言で表すと「不可能な平和、おこりそうにない戦争(by仏思想家-レイモン・アロン)」である、と主張している本。
<感想>
両国の詳細な国家戦略について、数値データ等を豊富に用いた分析をしていて面白かった。硬めの本だが、米中関係や国際覇権について漠然としか分かっていないという人にはオススメ。このような弱肉強食の国際関係について、日本人の何割が理解しているのか考えると日本の将来を憂えてしまう。
<行き先>
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