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- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861870385
感想・レビュー・書評
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美濃部くんに、LRTって採算がとれないんじゃないか、とFBで書いたら、上岡先生の本を読んで勉強してくださいと言われて購入した本。
たぶん、美濃部くんは別の本をいっていたのだと思う。
道路特定財源がある時代の本だが、おもしろい。
(1)交通量推計は、マニュアルにそっているというだけでいいかげんなものがおおい。
(2)渋滞しているからといって道路を増やす場合の自動車交通の誘発効果が意外と大きい。
(3)道路渋滞が減るから低炭素化につながるというのは、逆のケースも多い。
特に、最初の交通量推計とか、費用対効果分析とか役所のマニュアルに沿っていますといってコンサルタントのブラックボックスになっているが、ちゃんとチェックできる能力をつけたいと思う。
しかし、先日、遠野市にいって、廃校した中学校の維持管理を民間に任せて維持管理費を浮かせる話をしていたあとに、国と県が道路がつくってくれていて助かるという話が市長からでてきたのには面くらった。道路のニーズって無限にあるのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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