睦言

著者 : 玄月

• ケイツー (2006年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ふーちゃんの新しい恋人・真中クンは彼女のことを一途に思ってくれる好青年しかし、ふたりの仲はキス止まり。純情な真中クンとオトナの関係になりたいふーちゃんは彼女のコトをすみからすみまで(?)知りつくす性の達人・のぶさんに相談する。一方の真中クン自分の体験不足を補うにはヴァージンとするしかないと何やら倒錯した思い込み…しかもアナル!?そこへふーちゃんの親友・アキも加わって-。ピュアな四人の心と身体が交じり合う!男と女、女と女、男と男-四者四様の心模様と"純粋異性交遊"の行方は?異色の官能小説登場。

感想・レビュー・書評

[パル２パパさんの感想 · 2007年1月30日]

アートン社のPR誌「あとん」で連載されていたのが単行本化されたので全てを読み返そうと思い図書館で借りた。内容としては四人の主人公が相間みえるセックス会話が中心。アブノーマルな性行為をあっけらかんと表現しているのが唯のエロ小説にしていないのが、助けか。

[るなさんの感想 · 2006年12月25日]

全編会話のみ　の小説。ト書き一つもなし、会話のみで話が進んでいく。
官能小説って、描写が命な所もあるけれど、会話のみで想像をふくらませるところが不思議な（？）味わいでした。

[kamiyayunkaiさんの感想 · 2006年11月28日]

恋愛、というよりビミョーに官能？。登場人物の話し言葉だけで進んで、しかもかぎ括弧なし。読みにくいことこの上なし。官能とはいえない表現、登場人物の安っぽさが目につく。