幻想の京都モデル (中世学研究)

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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862151810

作品紹介・あらすじ

京都は中世日本の最大の都市で、全国に大きな影響を及ぼしていたことは間違いないが、過大に評価しずぎではないのか! この懐疑から発した本書では、儀礼・仏像・かわらけ・石造物・学芸・庭園・官途など、京都の影響が強いとおぼしい分野を取り上げ、地方でのモデル受容のあり方を再検討し、「京都モデル」の限界と等身大の実像をめぐって議論する。

著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授。専門は日本中世史。
編著書に『十四世紀の歴史学』(高志書院、2016年)、主要論文に「中世経済を俯瞰する」(高橋典幸・五味文彦編『中世史講義』ちくま新書、2019年)、「「中世貨幣」成立期における朝廷の渡来銭政策の再検討」(『日本史研究』622、2014年)などがある。

「2022年 『日本の中世貨幣と東アジア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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