- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862380890
感想・レビュー・書評
-
戦後、新聞に小さく載った小さな事件をこれだけ丹念に集め、一冊の本にした努力の積み重ねに頭が下がります。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
牧歌的な事件簿。薄味だけど、味わい深い、そんな犯罪の数々。
-
2010年11月21日
イラスト/寺西晃、山本重也 -
プッと笑える事件の数々。
この人の文章、すきなのだ。 -
三面記事を集めた一冊
人間ってなんてまぬけで面白い。 -
【紹介文】
昭和20年代 戦後の混乱期に、本当に起こった
とるに足らない事件を集めた、タイトルどおりの本。
食料が無い、家が無い、お金が無い。
貧しさゆえに事件を起こして、失敗したり改心したり。
ぽかんとしてしまう とんでも事件から、
已むに已まれぬ事情があって、仕方なく手を染める悪事まで、
笑ったり泣いたり、いろいろ考えさせられた本です。
【私にとってのこの本】
会社の空き時間に読んで、うっかり号泣するところだった本。
涙もろいんです・・・。
事件はとるに足らないものでも、
本を読んで考えさせられた事はとるに足る事なんだと思います。
いつも善人って訳にもいかない、
いつも悪人でいるのもきっと無理ですが、
気まぐれで差し出した手にも救われる人がいるんだろうなと
曖昧に考えていました。
ダメだ、これ以上語ると、また、泣く。(笑)
じんわり悲しく、じんわりあったかい話が多かったです。
詳細不明瞭な記事が多いのと、取るに足る事件もままあるので
個人的評価は星3つ。
-
読みたい本。
-
やけに親切で丁寧な泥棒とか
人間は性悪でも性善でもなく、性マヌケ説だって
文章と挿絵も地味に笑える
いけないことなんだけど、なんか人間味があって、憎めない
双方にそれが成り立つ社会は、支えあいと心の余裕のある社会だな〜と思った -
早川いくを節がちょっとわかった。
でも本領発揮はへんないきものやな。