チンドン ‐聞き書きちんどん屋物語‐

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 20
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862381545

作品紹介・あらすじ

戦争、石油ショック、天皇崩御。激動の時代・昭和をひとすじに生き抜き、いま平成の世を闊歩する。路上のヒーロー、ヒロインの艶姿。響く鉦の音、咽ぶクラリネット。町の大道宣伝楽隊ちんどん屋の生活とその現代史を、貴重な証言と資料で編んだ労作ノンフィクション。写真満載・第一級の風俗資料。

感想・レビュー・書評

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  • 写真多い。昭和20年代、小売店の復活とともに好景気→テレビの普及で苦境→天皇崩御に伴う自粛で大打撃。サーカス、寄席とのかかわり。鉦=ヨスケ、ゴロス=ドラム。

  • すっかりチンドン屋に詳しくなる。

  • 路上を舞台にした賑やかで自由な風をこの本は詳細に記録している。

  • インタビューや写真を中心に、東京におけるちんどん屋の歴史を振り返ります。
    戦争で途切れ、戦後の復興時には引く手あまた、昭和40年代の生活の変化により需要は少なくなり、50年代にやや盛り返したものの昭和天皇崩御が大きな打撃になったという感じ。
    平成の今は、新しい風が吹いているようです。

    歴史についてのまとめは興味深かったのですが、インタビューは知らない人ばかりだし、同じような内容ということもあって、私には今ひとつでした。
    でも業界の人には「あの人の話!」ということで堪らないのかもしれない。

  • 0131 朝日新聞に掲載されました。

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