インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン

  • ボーンデジタル
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862463876

作品紹介・あらすじ

多様なユーザーニーズや閲覧環境に応える、HTML+CSS & JavaScriptの実装をマスターしよう!

この書籍は、パソコン、スーマートフォン、タブレット、時計、テレビなどのインターネットコンテンツの多様化が進む中で、あらゆる人・検索ロボットやユーザーエージェントなどのマシーンを含む、幅広いターゲットにとって使いやすいコンテンツやインターフェイスのデザインをどのように実現するのかを解説するものです。HTML5、CSS3、JavaScriptといったフロントエンド言語のデザインパターン(プログラムのパターン)を豊富なコンテンツやインターフェイスの実例とともに紹介します。

原書のInclusive Design Patterns - Coding Accessibility Into Web Designは2016年10月にドイツ Smashing Magazineから刊行され、高い評価とレビューを得ています。この書籍は、その日本語版として、プロフェッショナル/学生を問わず、今日のWebサイトやWebアプリケーションを設計、デザイン、実装(プログラミング)するあらゆる従事者の方をターゲットに制作しました。

推薦コメント:株式会社サイバーエージェント Webフロントエンドディベロッパー 佐藤歩様
一見して見慣れない「インクルーシブ」という主題だが、フロントエンド開発の本質を実によくとらえている。利用環境がどのような条件下にあっても使用に耐えうる堅牢な実装は、サービスやコンテンツの価値を最大化するために不可欠である。本書が取り扱う事例は決して新奇なものではない。しかし、一般的な事例を「インクルーシブ」な視点から再考することによって、優れたフロントエンド開発者のみが実践してきた秘伝を学ぶことができるはずだ。

感想・レビュー・書評

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  • Webアクセシビリティについて、参考になる本でした。
    印刷物とは異なりWebでは、細かなデザインを重視するよりも、必要な情報に利用者がたどり着きやすいことの大切さを痛感しました。

  • 「インクルーシブ」、あらゆるものを排除せずに受け入れるという意味らしく、障害のある人でも使いやすいWebサイトを作ろうという趣旨の本(つまり、Webアクセシビリティについての本)
    ようは、スクリーンリーダーでもキーボード操作する人でも使いやすいようにしようという内容の本なのだけど、自分とは異なる人も考えたサイト作りというのはなかなか大変そうだなと思った。まあでも、今後はこういうのも大切になってくるのだろうなと思った。
    「html {font-size:calc(1em + 1vw);}」というテクニックは初めて知った。これにより、すべてのテキストがビューポートにたいして相対的に拡大縮小するらしい。ただ、正直あまり理解できてないのでもう少し調べようと思う(いまだに、emやvwという単位が、すぐには理解できない)。
    ディスレクシアの人々へのフォントの読みやすさの研究で、ディスレクシアの読者専用のフォントのほうが成績が悪かったという話はちょっと驚いた。この結果は、フォントをデザインした人も悲しかっただろうな。
    CSSのhyphensというプロパティは初めて知った。英単語の折り返し位置で、自動的に単語のハイフネーションが行われるらしい。ちょっと長めの単語があると、無駄に空白を開けて折り返されることがあるので、これはよさそう。
    なお、SPAについては否定的なよう。なぜなら、基本的にJavaScriptが動かないと動作しないから。正直、JavaScriptが動かない環境を想定したWebサイトは作りたくない。
    ところで、この本のアマゾンのレビューで、訳注が多いとあって、実際読んでみると確かに多いなと思った。だいたいが、著者の説明じゃ分かりにくいなと思ったところを書いていたり、最新のCSSにはこういう記述があるという説明で、分かりやすくはあった。ただ、ちょっと気になったのが、著者が書いてあることについて、「間違いだと思われます」と書いてあること。いや、もしかしたら本当に間違いなのかもしれないけど、そこは著者に確認とれよと思った。

  • インクルーシブな考え方から具体的なコーディングまで解説されてる。グラフィックデザイナーとインクルーシブデザイナーの違いが分かりやすかった。

  • 請求記号 547.48/P 59

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