読書バリアフリーの世界: 大活字本と電子書籍の普及と活用

著者 :
  • 三和書籍
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862515094

作品紹介・あらすじ

 大活字本、電子書籍、点字図書、音声図書、布の絵本、LLブック、手話付きの絵本……。
 本を読みたくても、読むことができない状態、つまり、「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するためには、こうした「バリアフリー資料」の存在が欠かせません。
 本書では、読書バリアフリーの環境を整えるために取り組まれていること、そして、これから必要なことを紹介していきます。
 誰もが本を読むのに困らない社会を実現するために、私たちができることは何か、一緒に考えていきましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 【インタビュー】支援ニーズに寄り添う~専修大学 野口武悟教授|KKS Web:教育家庭新聞ニュース|教育家庭新聞社(2021年9月20日)
    https://www.kknews.co.jp/post_library/20210920_2c

    【野口武悟教授インタビュー】 読書バリアフリー法施行による読書環境の変化とオーディオブックの可能性|オーディオブック配信「audiobook. jp」公式(2023年5月12日)
    https://note.com/audiobook/n/n33f74a4f7733

    読書バリアフリーの世界 | 三和書籍
    https://sanwa-co.com/9784862515094-2/

  • 卒論の参考文献として。
    読みやすくて、非常に面白かった。

  • 下記のリンクでご利用ください。
    学外から利用する場合は「マイライブラリ」もしくはリモートアクセスサービス「RemoteXs(リモートエックス)」をご利用ください。
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000151677

  • 登録番号:0142411、請求記号:369.27/N93

  • 読書バリアフリー法をはじめとして、「本の飢餓」の解消のためさまざまな取り組みと努力があることがわかった。現在も法整備が進みつつあるものの、まだまだ課題も多いようだ。
    大活字本は自分も図書館で見かけたことがあるが、読書が困難な人ばかりでなく、なんとなく読書に抵抗を感じている子供たちが本を手に取るきっかけにもなっているというのが新鮮な驚き。
    また、「紙か電子か」はよく持ち出される話題だと思うが、著者の「紙も電子もあって、読者自身が自分にあったものを選べるようにすることが大切」という言葉が何よりしっくりきた。

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著者プロフィール

専修大学文学部教授、放送大学客員教授。
筑波大学大学院博士課程修了、博士(図書館情報学)。
図書館情報学を専門とし、読書バリアフリー、障害者サービス、子どもの読書活動、電子図書館などを研究している。
現在、千代田区図書館評議会会長、小田原市図書館協議会委員長、(公社)全国学校図書館協議会編集委員会委員長のほか、NPOブックスタート理事、日本特別ニーズ教育学会理事、(一社)日本子どもの本研究会監事、(公社)日本図書館協会障害者サービス委員会委員、(一社)日本出版インフラセンターABSC管理委員会委員なども務める。
主な著書に、『学校経営と学校図書館(改訂二版)』(共編著、放送大学教育振興会、2023年)、『電子図書館・電子書籍サービス調査報告2022:これまでの10年とこれからの10年』(共編著、樹村房、2022年)、『学びの環境をデザインする学校図書館マネジメント』(共編著、悠光堂、2022年)、『改訂 図書館のアクセシビリティ:「合理的配慮」の提供へ向けて』(共編著、樹村房、2021年)、『変化する社会とともに歩む学校図書館』(単著、勉誠出版、2021年)などがある。

「2023年 『読書バリアフリーの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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