- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862515094
作品紹介・あらすじ
大活字本、電子書籍、点字図書、音声図書、布の絵本、LLブック、手話付きの絵本……。
本を読みたくても、読むことができない状態、つまり、「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するためには、こうした「バリアフリー資料」の存在が欠かせません。
本書では、読書バリアフリーの環境を整えるために取り組まれていること、そして、これから必要なことを紹介していきます。
誰もが本を読むのに困らない社会を実現するために、私たちができることは何か、一緒に考えていきましょう。
感想・レビュー・書評
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卒論の参考文献として。
読みやすくて、非常に面白かった。 -
下記のリンクでご利用ください。
学外から利用する場合は「マイライブラリ」もしくはリモートアクセスサービス「RemoteXs(リモートエックス)」をご利用ください。
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000151677 -
登録番号:0142411、請求記号:369.27/N93
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読書バリアフリー法をはじめとして、「本の飢餓」の解消のためさまざまな取り組みと努力があることがわかった。現在も法整備が進みつつあるものの、まだまだ課題も多いようだ。
大活字本は自分も図書館で見かけたことがあるが、読書が困難な人ばかりでなく、なんとなく読書に抵抗を感じている子供たちが本を手に取るきっかけにもなっているというのが新鮮な驚き。
また、「紙か電子か」はよく持ち出される話題だと思うが、著者の「紙も電子もあって、読者自身が自分にあったものを選べるようにすることが大切」という言葉が何よりしっくりきた。