新装版 小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK (専門家ママ・パパの本)

著者 :
  • 内外出版社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862573605

作品紹介・あらすじ

ふたりの子どもの母でもある小児科専門医が、自身の経験だけでなく医学論文などを元に
「頭の形がいびつなのはなおる?」「かぜのときの入浴はダメ?」などの疑問から「母乳は
薄くなっていくもの?」「ワクチンの同時接種は大丈夫?」などの不安まで、Q&Aでわかり
やすく答えます。しかも多くの項目に参考文献を掲載しているので、論拠を確認できます。
さらに著者自身が描いた4コマまんがとイラストもたっぷりで、楽しく読める一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 核家族化が進行して身近に相談できる人がいない中、医学的に根拠のない言説にあふれて母親たちが困惑する状況を憂いて、医学的に大事なことだけ押さえてあとは肩の力を抜こう、という目的で書かれた本。

    からだの基本(おへそ、頭の形など)
    食事のこと(授乳中の食事など)
    ふだんの生活(いつから外出可能?泣いてばかりいるなど)
    小さなトラブル(湿疹、嘔吐、下痢など)
    病院のこと(予防接種、受診目安など)
    をカバー。

  • お昼寝してる30分くらいでサクっと読み終わった。

    個人的には真新しい情報はなくて、過度に不安になって些細なことでもすぐ病院に連れて行こうと思う人向けかな?って感じだった!

    内容的には低月齢向け。

  • 無駄に不安を煽ったりする内容ではないので安心する内容。
    子どもが産まれて不安になったときに読むと安心するかも。

  • 医療関係はネットで調べるといかにデマが多いか気づけた。ちゃんとした本を一冊手元にある置いておこうと思うけど

  • ❁医学的根拠を元に医師が解説
    ❁お悩みが病気本と重複多い
    ❁毛髪は6ヶ月目で生え変わる
    ❁母乳の味食べたものでは変わらない
    ❁赤ちゃんは泣くのが仕事 気にしすぎない
    ❁ワクチンは任意接種も受けましょう

  • きちんとエビデンスにそって不安についての回答がかかれている。
    無駄に不安があおられないので、安心して読める。

    小児科医の目線で、どんなときに病院にきてほしいかなどがかかれていて参考になる(過度に心配しなくていいんだなーとか)。

  • 著者の本は、インターネットでのデマや都市伝説的な言い伝えとは違い、きちんと医学的根拠に基づいてあるとのとこで、信頼性があると聞き、購入しました。

    まだ妊娠中で生まれていないので、実感がわかない、ということもあり☆3つですが、
    育児、特に子どもの体の発育やその不調に関する不安について、多く書かれてあるので、
    心構えができ、とても役立ちました。

  • 読みやすかった!出産間近に読めてよかった。出産後も何かあれば読もう。
    2018.08.24

  • 母親の不安にそっと寄り添い、根拠をもってデマを否定しつつ「あなたは母親失格などではない。頑張りすぎているだけ、立派なお母さんですよ」と言ってくれる、素晴らしい本。
    育児に関してはデマや無責任な断定、極端な意見などが多くあり、不安をネットで検索すればたちまちデマ情報に行き当たるのだが、この本はそれらをしっかり否定しさらに正当な調査や医学論文などの出展を示してくれる。こういった情報がもっと増えればと切に願う。

  • [図書館]
    読了:2018/5/2

    「こういう時病院に行くべきか」すごく悩むと思うので、幅広く解説してあってよかった。もう少し専門的な根拠まで踏み込んで書いてあると納得感がより高まったと思うけど、手にとってくれる人を増やすためには仕方がないか。

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著者プロフィール

1971年、東京生まれ。小児科専門医。一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在は東京都谷中のどうかん山こどもクリニックに勤務。医療者と非医療者の架け橋となる記事や本を書いていきたいと思っている。『子育てはだいたいで大丈夫 小児科医ママが今伝えたいこと!』(内外出版社)、『祖父母手帳』(日本文芸社)など著書、監修多数。

「2021年 『新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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