- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862575319
作品紹介・あらすじ
『日本のヤバい女の子』のはらだ有彩が描く、
今を生きるたくさんの素敵な女性たち
日本の喫茶店で、道端で、海外の海辺で、駅……、いろいろな場所で見かけた様々に素敵な女性たちを、そのあり方を、はらだ有彩が独特かつ繊細で美しいタッチの文章とイラストで描く一冊。
さらに特別編には、漫画家でエッセイストの瀧波ユカリさん、東京喫茶店研究所二代目所長の難波里奈さん、作家の王谷晶さん、タレントで文筆家の牧村朝子さんが登場!
年齢もファッションも何もかもバラバラの多様で素敵な、あるいは面白い女性たちが存在していることの素晴らしさを伝えます。
裏テーマは、女性のエンパワメント。好きな服装で、自由に生きていける女性がどんどん増えますように。
感想・レビュー・書評
-
見た目。
それは他人を推し量り自分をどう見せたいかを示す「記号」である。
私は高校までは本当に垢抜けなくて、(大した中身ではないのに)中身が一番、見た目を飾ることはアホくさいと思っていた。
それを転向させたのはモテたかったから!!!!!
けれども、ピンクの服なんて「無理」「似合わない」と思っていた。
(ピンク=モテとは短絡的だが)
しかしギャルにもなれず、メンズライクもスポーティなのも組み合わせられず、完全に迷子だった。
有り体に言えば、ダサかった。
今は彷徨ったおかげでだいぶマシになった(と思う)。
好きなものを、好きなように着ればよかったのに。
22頁から29頁までの話はピンク恐怖症の私にとっては「わかりみがすぎる」。
ふわふわとGUCCIの蛇柄の対比!すっごい!
最近出たドラえもん柄は欲しかったな・・・・
明るい髪の毛に真っ赤なリップにリクルートスーツ!
スキンヘッドに赤リップ!ハイヒール!
太った体にしっとりした黒ワンピース!何連ものパール!
背中だけが透けたシャツに黒いブラジャー(見せブラじゃない?)!
漢服?!唐衣?!
クラクラするようなファッションの嵐。
私はずっと堅い仕事をしてきて、黒髪にレディススーツにパンプス(最近はローファー)の出立ち。
だからこんな超個性的な姿を見ると目で追ってしまう。
自分が着たい服ではないけれど、好きなようにきている様はかっこいい。
男女の別で語ってはいけないかもしれないけれど、男性はファッションをいつから諦めてしまった?
スーツに白シャツシマシマネクタイ。
わかってる、制服化した方が楽だ、ビジネスは信頼。
でも。
生きづらい時は、ないのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館本。女性のファッションに対するモヤモヤを懇切丁寧に冷静に分析しているかと思いきや、最後はややポエミーな終わりだったりして、冒頭と終盤で温度差が激しいです。でも、そこが面白い。とにかく女性たちの自由なファッションを後押ししてくれて、勇気をくれる一冊でした。
-
私の求めていた本はこれだ!となった
-
イラストが豊富なので、堅苦しくなく読み進められるのが良かったです。
アジア圏はまだ男性らしさ、女性らしさを周りから求められることが多いと思っていましたが、台湾で男子学生のスカート着用が自由化されていたとは知りませんでした。 -
人の服装は自然とみて評価していた自分に腹が立った。
何で好きな服を理由が無いときちゃいけないんだろうか。好きな服着るのに条件なくない!
他に見て評価するもの沢山あるよなっておもえた -
わたしも好きな服を好きなように着る!
-
街で見かけた20人の女性の装いから、著者が想像を巡らせた思考をまとめた本。
【装いは、生活と愛着に満ちている。装っている人の人生そのものである。】 -
1994年 (私が生まれる1年前) まで同性愛が 「性非行」 として文部省により指導対象とされていたということを知って驚いた。幼少期私が嫌がっても無理やりスカートを履かされていたのはそれが原因かなーと思い返す。この本に登場する方達のように自由に装っていきたいと思わされた
-
【配架場所】 2F 図書館アルバイト学生おすすめ図書
【請求記号】 589.2 ||HA
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/450840 -
【所蔵館】
総合図書館中百舌鳥
大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000941222