(感想)
おおっ、この本を読んでいくうちに、チラホラと懐かしい名前が!!
そういえば「ダイヤモンドに口づけを」も同じ作家さんだった。
今はこのシリーズが凄く人気だからしょうがないとして
8巻から出てないダイヤモンドシリーズそろそろ読みたいですよ~っ!!
今回はその懐かしいダイヤモンドシリーズから
陣野の腹違いの兄・黒澤が経営している
老舗百貨店ジュエリー部門に勤務する基紀が主役。
そして、今回の力は名前に色が見えるということ。
そしてそのお相手は、これまたダイヤモンドシリーズで登場したお国
ウォルフヴァルト大公国の騎士の家系に生まれた貴族ユリウス。
2人の出会いはお仕事絡み。
といっても一方的に基紀の方が自分の会社との契約が欲しくて
アポ無しで訪れてきたんですが。
そこでユリウスの両親と自分しか知らない真名を言い当てた事から急接近。
真名を知られると「意のままに操られると」信じられており
ユリウスはそれが迷信であろうと忠実に守ろうとしている。
その後、基紀の力を知ることなりましたが、真名を知られた以上
、基紀を妻にする事に。
(後々、基紀もユリウスを好きになるので無理やりではないですよ)
なので基紀のジュエリー部門と契約を結ぼうとしてるのですが、
それに邪魔してくる者が。
なんとそれはウォルフヴァルト大公国の第2王子フリードリヒ。
自分の国を敵に回した会社(その辺のお話はダイヤモンドシリーズで)と
契約しようとしているユリウスに対し
大公の座を狙ってると疑惑を抱き牽制しにやって来た。
このユリウス何やら大公家と確執があるようで…
だけどユリウスは国に忠誠を誓っており、
自分の真名を相手に教えること
そして基紀を妻に子孫を残さないという事で信じてもらえたみたい。
フリードリヒは、その程度の男(基紀)を妻に?
と、同情の目で見るも興味をなくし帰っていくのですが
2人の結婚式にはちゃんと出席するという、
結構律儀な方でもありました(笑)
さてさてこのウォルフヴァルト大公国の第2王子
そういえばダイヤモンドシリーズに出てなかったよなぁと今更…(^^;)
(出てたとしても既に憶えてないけど…)
でもここまでこの国の名前出してきてるんだから
どちらのシリーズにするかはお任せしますが、ダイヤモンドとリンクさせて
オールスター出演で新刊出して欲しいなぁ。
それぞれの攻めキャラが自分のパートナーを自慢しあうとか(笑)