海士人(あまじん) 隠岐の島・海士町人々に出会う旅 (Community Travel Guide 1)
- 英治出版 (2012年5月1日発売)


- 本 ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862761422
感想・レビュー・書評
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今すごく気になる場所、隠岐の島・海士町!来年か再来年かには行きたいなぁ〜。行くときは忘れずこの本を持っていこ。
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観光地ではなく、そこに住む「人」に焦点を当てている。人が少ないからこそ、ひとりひとりの魅力が引き出される。取材した人達のワクワクが伝わってくる本。
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素敵な人材の宝庫だと分かる。
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ふうん。こういうガイドブックの作り方もあるのだなと思った一冊。親は海士町の生まれなのでどうだか知れないけれど、私自身は人間関係で生きる社会は無理なので、せいぜいちょっと滞在するだけの観光をと思う。食も歴史も景観もあるし、何よりも離島であることが非日常の経験を引き立ててくれそう。がそもそも航路の問題もあってたぶんいまの仕事をしている限り、かなり気合い入れて準備する必要がある。
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ないものはない。
それが海士町の魅力だといいます。
ないものは、なくてしょうがないという一種の開き直りのようにもとれますし、
ないものなんてないというくらい、
たいせつなことはすべてこの島にあるともいえます。
今週末に海士町を訪れる予定ですが、
この町のことを知ってから約1年。
ずーっと行きたいと思っていました。
遠かったり機会がなかったりで、行きたいと思いつつも今日まできてしまったといった感じです。
海士町の魅力は、「人」にあるといいます。
それはこの地を訪れた人、この地に住んでいる人がみなさんおっしゃることです。
地域活性や地域での教育の取り組みなどといった事例、ソーシャルな領域に関わる人々の間ではとても人気を誇る島で有名です。
多くのUターン者、Iターン者が相次ぎ、まさに人が人を呼ぶ感じであたたかい熱気を感じます。
知らない人に海士に行くというと、なんでそんな島根の離島に!?という反応をされますが、
海士を知っている人に話すと、いいね!と前のめりになって魅力を語ってもらえます。
住む人、訪れた人、関わる人、いろんな魅力的な人がいるから、そういう正の連鎖が起こるのでしょうね。
この本は、そんな地域の中でも、人に焦点を当てたガイドブックです。
人々に出会う旅とありますが、
どんな人がいるのか、どこに行けば会えるのか、どんな思いで生活や仕事をしているのかが紹介されています。
豊かな自然や食も魅力でしょうが、
人が一番の魅力といえる町ならではのガイドブックですね。
訪れる前に読んでも、訪れた後に読んでもおもしろそうです。
“「どうして海士町にはリピーターが多いんだろう?」
このガイドブックの制作のきっかけは、海士町の魅力に関して話をしていた時の何気ない仲間の疑問の一言です。この島には目新しい観光施設も世界遺産もない、本土から丸一日かかるこの島に何度も通う人、この島に住み着いてしまう人が後をたちません。” -
やられた!
そこに住む人が主役。
会いに行きたくなる町ガイドブック。
急速に働き方生き方が人の繋がりを求め重要視される昨今。
その潮流は旅までも変える。
コミュニティトラベルガイド、今後の展開に注目です。
著者プロフィール
CommunityTravelGuide編集委員会の作品





