高濱正伸の10歳からの子育て

著者 :
  • 総合法令出版
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本棚登録 : 134
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862803801

作品紹介・あらすじ

子育ては10歳で1度リセットしてください。10歳からは「大人の子育て」のはじまりです。

感想・レビュー・書評

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  • 息子は少し早熟で、まだ9歳だけれど思春期に入りかかっていると感じることが多々ありこの本を読んでみた。

    思春期というと中学生のイメージだったが、小3から徐々に始まり小5の夏頃から最盛期が始まり中学の終わりくらいに落ち着いてくるとのことで、ちょうどいいタイミングでこの本を読むことができ、とても参考になった。

    特に、今の時代男女の性差の違い、女性らしさ男性らしさを学べるのは家庭しかない、というのは納得で、同性の親が教えるべきという点はこの本での新たな発見で、とても大切だと思った。
    (アメリカでは小さい頃からレディーファーストを親が教えこむという話を聞いたことがあり、これも性差の違いを教え、モテる大人に育てるための習慣の一つなのかもと思った)

    とてもよかったので夫にも読んでもらい、夫も納得のようなので、思春期の息子は基本夫に任せようと思う。


    メモ
    ・小5の4月1日に「子離れ宣言」をする
    ・思春期の子どもと寄り添えるのは同性の親だけ
    ・子どもが知りたいのは「本当こと」
    ・思春期には「外の師匠」が必要
    ・親自身の恋愛をざっくばらんに話す(同性の子どもに)
    ・親子で気軽に楽しめる共通の趣味もつ

  • 花まる学習塾代表の書いた本。娘が11歳になり、大人と子供の間でいわゆる思春期を迎えるにあたりよんでみました。子育ては特に、初めての子に関してはわからないことだらけ。僕にとっては、男兄弟で育ったので女の子も未知の世界。この本は僕にとってはすごく参考になりました。
    1.10歳からは同性しか育てられない
    2.怒るのではなく叱る。怒るのは自分のために、叱るのは人のため。
    3.信じることで子離れできる

    1,2は僕も思ってたことだったのですんなりはいってきました。本音は可愛い娘といつまでもべったりしたいけど、逆に、そういう人を見るとどうだかな?と思っていたので、僕もうまく離れていかないといけないし、過干渉はそろそろやめないとなと思いました。”過干渉をやめる=信じる”につながるのかなぁと思います。ぼくは、散々親に迷惑かけたので、自分の子供の成長と自分の成長とを重ねてしまい不安になるのですが、そこは娘を信じてやらないとなぁとおもいました。
    あとは、怒るのではく、叱る。
    この違いは大きい!
    これから思春期を迎える娘との関係は難しいと思うけど、妻と協力しながら子育てを楽しもう。

  • 小学5年生になる4月1日に「子離れ宣言」!
    出来るかな…

  • 一番難しい時期の子育てのポイント集。読んで全てできれば困らないが、ぼちぼちやって行く感じかな。マザコンだけは気をつけよう。

  • 10歳、4月1日は大人になる日。

  • 小学五年生になる4月1日に子離れ宣言、「今日からあなたを大人として扱います。もうよけいな口出しはしませんから、自分のことは自分でしっかりやりなさい」/わが子を「モテて魅力ある大人」に育てよう/思春期には同性の親が子供の成長をしっかりサポート/斉藤茂太さんの言葉「ぼくが思春期になった時に、母は「秘密を持ちなさい」と、ただ一言だけ言ったんです」/小五からは復習と「誠実さ」で学力アップ/「笑いのセンス」と「強力なオーラ」/「苦手にこそ挑め」→達成体験/思春期の息子に果たせるお母さんの唯一大きな役目は、生活リズムをきちんとさせること

  • 同性の親が、生きて行く上での知恵と知識を伝授していくことが、男の子を男らしく、女の子を女の子をらしく育てる重要な鍵になる

    「モテる人」になってこそ幸せな人生を送れる・・・
    チャレンジ精神やバイタリティにあふれていること。何かを達成した体験、克服した体験をたくさん積んでいること。有能でリーダーシップをとれること。意欲と集中力にあふれていること・・・。
    トータルな人間力がある人を「モテる人」としており、思わず納得

    小5からは復習と「誠実さ」で学力アップ

  • 【子育ての本】10歳からの子育て 親の関わりかた、距離感がわかりました

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著者プロフィール

高濱正伸(たかはま まさのぶ):
花まる学習会代表。1959年、熊本生まれ。東京大学農学部・同大学院修了。
学生時代から予備校等で受験生を指導する中、学力の伸び悩み・人間関係での挫折と引きこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立(現在は年中〜中学生)。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。著書多数。

「2022年 『マンガとクイズでまるごと覚える!47都道府県地理カード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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