沿線文学の聖地巡礼: 川端康成から涼宮ハルヒまで

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  • 関西学院大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862831507

感想・レビュー・書評

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  • 主に関西の沿線が舞台になってる小説についての本。
    昔の阪急京都線の特急はノンストップで京都(河原町か?)から十三まで走ってたということを初めて知った。今ではやらないのだろか。
    この本に書いてある小説では涼宮ハルヒぐらいしか分からないのだけど、結構いろいろな描写があったんだなということが分かった。最初見た時、閉鎖空間の場所のモデルが梅田だと気づかなかった自分。また見なおしてみようか。
    ところで、万城目学の苗字について。自分はずっと『まんじょうめ』だと思っていたのだけれども、この本に"著者も、最初は「まんじょうめ」さんだと勘違いしていた。"と書かれていたのでどうやら違うよう。ただ、実際になんと読むのかは書かれてないという(調べたら、『まきめ』と読むらしい)。同じく万城目学について、今までの作品の舞台が、京都、奈良、大阪、滋賀ときたから”次はやっぱり和歌山かな?”と書かれてあり、その後に、"神戸かな?"と書いてあるのだけれども、なぜ『兵庫』じゃなくて『神戸』なのかと。淡路島とか丹波とか播磨とか但馬とか・・・。

  • 関西を中心に沿線文学について語られている。場所と文学に関するものといった感じ。関西人には特に面白く読める。

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