町田忍の懐かしの昭和家電百科

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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863102514

作品紹介・あらすじ

定期的に来る回顧ブームや、低成長時代の反動もあいまってか、いままた「昭和」「レトロ」が高い人気を得ている。全国の各地にレトロな暮らしを再現する博物館があり、博物館では昭和の生活を回顧する企画展が開催されている。なかでも当時の家電は「レトロ家電」「昭和家電」などとよばれ、シンプルさや高いデザイン性、ユニークなかわいらしさから、若年層にも人気が高い。
家電製品が日常的に使用されるようになったのは戦後、昭和20年代からで、高度経済成長の波に乗り、昭和40年代までの約30年で大きな進歩を遂げた。この本は身近な家電製品がどのように登場し、発展して、庶民生活の中で親しまれてきたかを、町田忍氏が所蔵する実物や貴重な広告・カタログ等の膨大な資料を探索しつつ、時代背景や関連エピソードなども多数掲載しながら、興味深く説き明かしてゆく。

感想・レビュー・書評

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  • 以前、「博士ちゃん」というテレビ朝日で放送している番組で「笑和家電」を紹介する博士ちゃんが登場していた。





    「シャボン玉ホリデー」という昔の番組は知っているが、「ガッキー」は知らないと言ったので、衝撃を覚えた。




    個性豊かな家電が次から次へと登場していた。




    今回の本では、懐かしい昭和の家電が登場。




    家電以外にも、当時放送されていた番組も取り上げている。




    それにしてもよく今まで残ってきたなあと思う。現物のみならず、チラシもある。




    「孫の手操作のカラーなら、暮いちばんの特選品」というキャッチコピーで宣伝しているのがナショナル。



    昭和48年(1973年)に「マジコン」というリモコン付きのカラーテレビを発売。



    遠赤外線作動で誤動作が少ないとアピール。



    いろりのそばにいる老夫婦がリモコンでテレビを付けている様子が載っている。




    時代の様子まで垣間見ることができて貴重な資料だな。

  • 純粋に家電を紹介した本というより、昭和の庶民の生活が家電でどう変化したかを紹介した本という感じ。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50290796

  • 1960〜70年代の家電、当時の世相を紹介した本。
    当時の家庭雰囲気と白物家電全体を追体験出来るかと思ったけれど、65%がテレビの話だった(^^;)
    でも当時の団地間取り、テレビ関連、白物家電、と十分に家電の始まりを堪能できました(^^)

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著者プロフィール

1950年東京都目黒区生まれ。庶民文化研究家にして、銭湯研究の第一人者。30年以上かけてめぐった銭湯は約3400ヵ所にものぼる。エッセイスト、テレビ・ラジオのコメンテーター、写真家といった顔を持つ。庶民文化研究所所長。社団法人日本銭湯文化協会理事。『東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内』(メイツ出版)など、著作多数。

「2020年 『町田忍の手描き看板百景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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