ドイツ人が教えてくれた ストレスを溜めない生き方

著者 :
  • 産業編集センター
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本棚登録 : 207
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863112049

作品紹介・あらすじ

生活大国ドイツで見つけた、日々をストレスフリーに生きるための暮らしと考え方の秘訣を、
働くこと、休むこと、住まうこと、食べること、装うこと、の5つの側面から紹介したエッセイ。

◎ 自分にとっての“心地よさ”に耳を澄ます
◎ むやみに謝罪しない
◎ 日曜は買い物をしない 
など、今日から始められる方法が満載です!

感想・レビュー・書評

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  • 著者は日本で働いていて、好きな仕事だけど疲れているなと感じ、子供の頃に住んだことのあるドイツを思い出して移り住んだのだそうです。

    自然が豊かなベルリンで、アパートを住み心地よく工夫したり、日本とは違う生き方があると発見したりする様子が書かれています。

    特に住生活の「ゲミュートリヒな空間に欠かせないアイテム」のお話が印象的でした。

  • ドイツの暮らしを知ることができるエッセイ本。
    日本人の目線から海外の日常生活を知ることができる本で、読むことができてよかった!
    気軽に読みやすい。


    しかもただの海外自慢ではなく、ドイツはこうしている、こういう考えだから、日本はこう考えると背景への考察も面白い。
    全てを取り入れよう、ではなく、こういう考えもあるよ、ということが知れる。



    日本は物や情報が溢れかえっているかなー
    選べるからこそ少しでもよくしたいと欲や見栄を張ったり、
    価値観が人に流されたり…

    それがストレスの原因の一つになっているのかな、とも思った。





    冒頭のストレスを溜めない10カ条がとても参考になる。


    1.自分の基準をもつ
    1日の行動を書き出して基準を作れば、自分自身が楽になる。


    2.行為の目的を考える

    3.優先順位をつける

    4.お互いさまの気持ちで

    5.休む時は思いっきり

    6自然と触れ合う

    7.電車な信号のために走らない

    8.気持ちいいタイムをつくる

    9.食事にメリハリをつける
    週末と平日で食事内容や品数にメリハリを

    10.心地いい部屋を作る



  • 自分の基準をもつ
    1日を書き出して、目的に対して関係名字ことは時間を短縮する
    悩んだら道を歩くといい
    まだ住んでるの?もう暮らしてる?

  • 今の私が読んでいて心地よく感じられる本だった。

    【新たに得た知見】
    91
    ・「住む」と「暮らす」
    →自分好みに設えて居心地良くすることで、住まいは寝るだけの「住む」場所から「暮らす」場所へと変わる。
    ・住まいは家族の象徴であり、心の拠り所となる場所
    97
    暮らしの質を高める具体的な方法
    ・部屋ごとに目的を分け、照明を使い分ける
    →寝室はオレンジがかった温かみのある色で、低い位置に
    115
    不用品の処分→整理整頓→掃除という順番


    【感想】
    自分にとっての当たり前・価値観に自分が苦しめられている部分が多い。こうあるべき、こうしなければならない、など。
    でも国が違うだけで考え方はがらりと変わる。絶対的な価値観なんて存在しない。そんなメッセージを受け取れる本だった。読んでいて心が軽くなった。
    私は夕食の準備が苦痛だった。最近暑いから特に。でも昔夫に「食事が手抜きだ」と言われたことがトラウマで、息苦しく感じながらも今まで頑張ってきてしまっていた。
    これからは変に気負わず、料理を楽しみつつ、栄養が足りればそれでよし!というマインドでやっていきたい。

    夫の単身赴任が始まり、今日から息子との二人暮らしがスタートする。
    今までは夫の目を気にしてできなかった“自分が本当にやりたかったこと”を取り戻していきたいと思う。
    具体的なアクションプランは
    ・夕食を軽くする
    ・室内を暗くする(間接照明活用)

    ドイツの夕食カルテスエッセン
    〈直訳:火を使わない食事〉
    パン、バター、ペースト、チーズ、ハム、サラミ
    →調理はせず切って並べるだけ◎

  • ドイツ人のように自分の基準を持ち合理的ですっきりスマートに暮らしたい。日本は無駄と誘惑が多すぎる。
    まずは自分の基準

  • ドイツ人も興味あるわ…

  • 流石にドイツで生活するには難しそうですが、お互い様の精神は本当に見習いたいと思います。

  • ①さまざまな考え方を知ることは、広い視野から自分の基準を決められる

    ②目的を常に考えて仕事する

    ③住まいで過ごす時間の質を上げる


  • どうしたらドイツ人やフランス人みたいに
    ムダなことはやらない
    全方位に100%の対応はしない
    担当者以外にもわかるように整理・共有する
    という仕事の仕方が出来るようになるんだろう。
    「効率的に」と言って結局根本的な仕事の仕方を改善せずに属人化が進む職場に戦々恐々というより呆れ果てる。

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著者プロフィール

東京都出身。日本女子大学卒業。出版社勤務の後、フリーライターとなる。ただ単に住んでみたいと、2002年にベルリンへ渡りそのまま在住。散歩をしながらスナップ写真を撮ることと、ビールが大好き。ドイツ・ベルリンに関する著書17冊。近編著に『移住者たちのリアルな声でつくった 海外暮らし最強ナビ ヨーロッパ編』(辰巳出版)。2020年8月より拠点を日本に移す。チカ・キーツマンとともに「ベルリン・ブランデンブルク探検隊」を結成し、日独を行き来しながら知られざるドイツを発掘している。
ブログ:https://www.kubomaga.com
YouTube:ベルリン・ブランデンブルク探検隊 https://www.youtube.com/channel/UC7_z_Kpxl4zvx_-KVyWpPPw

「2022年 『ドイツの家と町並み図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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