自分自身を生きるには 森の聖人ソローとミューアの言葉

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  • 産業編集センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863112995

作品紹介・あらすじ

独りの時間を愉しむ。自然の一部として生きる……。100年以上前の言葉が、今を生きる人の心にしんしんと降り注ぐ。『森の生活』が今なお語り継がれるヘンリー・ソローと、自然保護の父と呼ばれたジョン・ミューア。アメリカナチュラリスト東西の雄が遺した言葉のかけらを丁寧に拾い集めた一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 自然を愛したソローとミューア。都会の華美な暮らしを嫌い質素な生活こそ美しいと説いた二人。高級な服が貧しく何度も直して使える靴が豊か。豪華な夕食が貧しく自分で収穫した豆のスープが豊か。特急列車が貧しく歩くことが豊か。自分にとって何が真に豊かなのか考えさせられました。二、三歩バックしてみるのも良いのかもしれません。私にはいつか田舎暮らしをしてみたいという願望があります。溢れかえる情報に振り回される都会を離れ、思慮深く生き、人生の本質的な事実のみに直面し、真理を学びとりたい。とはいえ、自然の厳しさに真正面から向き合うほどの覚悟はありませんが、せめて、もう少しクリアな視界で生きていきたいな、と思います

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著者プロフィール

1959年、東京生まれ。北海道大学農学部卒。自動車雑誌、釣り雑誌、インテリア雑誌の編集長を経て、現在フリーランス。20歳代のころのインド旅行を機に旅の素晴らしさに魅せられる。40歳を過ぎて「放浪キャンプ」をテーマにアメリカ国立公園を巡る。著書に『アメリカ 国立公園 絶景・大自然の旅 シリーズ34』がある。

「2021年 『自分自身を生きるには 森の聖人ソローとミューアの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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