PHOTO ARK 消えゆく動物 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト
- 日経ナショナル ジオグラフィック (2020年9月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863134713
作品紹介・あらすじ
「存在すら知らない相手を守ることはできない」
そう考えた写真家ジョエル・サートレイは、動物の姿を伝え、保存し、さらには絶滅から救うために、「フォト・アーク・プロジェクト」をスタートさせました。
これは世界中の飼育施設の動物全種1万5000種全てを、25年かけて一人で撮影するという壮大な計画で、現在1万種まで撮影を終えています。
300点の美しい写真で、絶滅してしまった動物、絶滅の危機にある動物を紹介しています。
本書に収録された動物たちのいきいきとした姿に対し、そこに添えられた個体数の少なさに呆然とするかもしれません。
まだ間に合う動物も多くいます。美しく多様な生き物の姿をぜひ目にしてください。
今回も、売り上げからプロジェクトへ寄付いたします。
《初回限定版にはポストカード付き!》
初回限定で2枚のポストカード付き。今回の初回特典は、2枚とも同じ写真です。なぜでしょうか?
もしもこのプロジェクトに共感していただけるなら、この写真を送ることで、フォト・アーク・プロジェクトのことを広げてください。
1枚を送っても、1枚は手元に残しておけます。もちろん、2枚とも送っていただいても嬉しいです。
この「フォト・アーク=動物の箱舟」に乗る仲間が増えれば、消えてしまう動物が減るかもしれません。
・フォト・アーク・プロジェクトの写真集第3弾。
・300枚の写真で290種を紹介。
・絶滅種、野生絶滅種、絶滅危惧種などを収録。
・国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストによる分類を記載。
・撮影場所のデータも収録。
・本書の売り上げ1冊につき、50円を本プロジェクトに寄付。
感想・レビュー・書評
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ジョエル・サートレイ氏の動物を守るプロジェクトの続編。今回は野生絶滅種(EW)と絶滅種(EX)が前回より多めに掲載されている点、絶滅危惧種に対する具体的数値が大きく表されている点において危機迫るつくりになっていると思う。特にキタシロサイの撮影エピソードについては涙が出てしまうほど胸が痛んだ。効果のほどが定かでない民間薬販売のため、サイやセンザンコウの類が密猟されているのに非常に怒りを覚える。この地球に住む同じ世界の住人が、それぞれの価値を認め共存共栄していくこと。一方の都合で破壊されてしまっては、いずれ大きなしっぺ返しが向かってくるのは人間に対してであることを忘れてはならない。
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子供と一緒に読みました。
数々の絶滅危惧種が(中には絶滅種も)載っており、画像も鮮明で非常に楽しめた一冊でした。 -