あの場所の意外な起源 断崖絶壁寺院から世界最小の居住島まで

制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863134805

作品紹介・あらすじ

断崖絶壁寺院、共産主義の理想都市、閉鎖された地下水生態系など、普通とはちょっと違う場所を世界中から45カ所集め、「地図」「写真・イラスト」「テキスト」でそれぞれの場所の成り立ちや発見などの意外な起源を伝える。それぞれの場所について、「地図」は地球上のどの辺りにあるかを示す大ざっぱなものと、現地の詳細なものの2種類を記載。「写真・イラスト」では現在の姿をビジュアルで見る。「テキスト」はその場所をめぐる歴史の物語をわかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 「偶然見つかった場所」「無計画につくられた場所」「奇妙な起源をもつ場所」「探検の時代にたまたま発見された場所」「必然の巡り合わせで見つかった場所」・・・どんな場所にも語り継がれる物語がある!・・・。断崖絶壁寺院から世界最小の居住島まで、知られざる土地にまつわる45箇所を、写真図版と解説で紹介されたナショナルジオグラフィック社の迫力本。マデイラ諸島(ポルトガル)、死海文書のクムラン洞窟(イスラエル)、ポンペイ(ナポリ)、懸空寺(山西省)、カンフランク駅(スペイン)・・・不思議な惑星の物語。

  • 奇妙で魅力にあふれた古今東西のさまざまな場所を紹介する、という目的で作られた。

    45地点の世界地図、見開き2ページで地図、文章、写真が載っている。偶然見つかった場所、奇妙な起源をもつ場所、無計画につくられた場所、洞窟のような場所、偶然が生んだ場所に区分けされている。日本からは、洞窟で東京都の青ケ島、偶然で宮城県の猫島(田代島)、茨城県のひたちなか海浜公園。ネモフィラの丘が載っているのだが、う~ん偶然? 青カ島の航空写真は初めてみたかも。2019現在島民170人。これが東京都に属している。名産は芋焼酎。


    表紙は西オーストラリア州・ヒリアー湖 左が海。ピンクの色は湖中の自然の成分、ドナリエラという藻類、高密度の天然塩、重炭酸ナトリウムが混合して生じたもの。1801年イギリス、リンカシャー生まれのマシュー・フリンダースがオーストラリア一の海岸探検に出発し、初めて一周を果たした。その彼が「オーストラリア」という大陸の名前を提唱したが1814年死亡。また船の乗組員ヒリアーが赤痢で死んだのにちなみ、湖がヒリアー湖になった、と説明文にある。

    2020.10.26第1刷 図書館

  • 懸空寺行ってみたあい!

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著者プロフィール

作家、文名評論家で、『オブザーバー』紙や『ガーディアン』紙の定期寄稿者。車体の後部がデッキになっているルートマスター・バスの歴史を描いた『The Bus We Loved』、ビニール製レコードへの賛歌『The Long Player Goodby』等の著書がある。そのほか、英国の有力紙誌やBBCラジオなどで活躍中。1971年生まれ。

「2022年 『世界から忘れられた廃墟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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