ビジュアルアトラス 世界危険旅行 世界一美しい 死ぬかもしれない場所

制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナル ジオグラフィック
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863135819

作品紹介・あらすじ

地図とビジュアルでめぐる、世界62の畏れの地!美しい、穏やか、楽しそう。そんな一見、平和に見える風景が実は危険極まりないという場所が世界にはいくつもある。自然による危険、人為的な危険、そしてその両方も。自然の猛威、捕食動物、海賊、感染症など、行ってはいけない危険な場所を余すところなく描いた、全62話。

感想・レビュー・書評

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  • 生きている間に行くことはないだろうけど気になる場所

    人間の力でも勝てない、自然の産物だったり
    人間のした行いによって破壊された場所だったり

    何十年後には、コロナの病原体はなんだったのが分かるのかな?

  • 地球上に存在する、知られざる危険地帯を訪ねるためのガイドブックとある。著者のシャバロシュはパリ政治学院人文学教授。地震断層と日本をこよなく愛する。グーマンは美術史家。エコール・デュ・ルーブルで学士号取得。珍奇な場所を訪ねる探検家。この二人の視点で選んだ場所60か所。。

    予測できない危険、死を招く絶景、有害物質のわな、顕微鏡サイズの脅威、突然訪れる不運、天と地の気まぐれ、の6つに分けて紹介。

    予測できない危険
    レイニスフィヤラの海岸:荒波打ち寄せる海岸に柱状節理がそそりたつ。アイスランド最南端の海岸。毎年海に近づく観光客が突如出現する大波にさらわれる。

    死を招く絶景
    アンテロープキャニオン:これはアメリカ旅行カタログによくあるところではないか。岩に狭まれたアリゾナ砂漠の峡谷。前触れもなく水がやってくる。渓谷もこの水が作った。

    有害物質のわな
    ポイズンガーデン:イングランド北東部にあるアニック城公園には毎年8万人が訪れる「毒草庭園」がある。ベラドンナはバラードの小説に出てきた。

    顕微鏡サイズの脅威
    ボズロジデニヤ:アラル海の真ん中に生物兵器施設が眠る。1948年ソ連が設置。炭疽菌、天然痘、チフス、ペストなどを扱う。1991年ソ連崩壊後は病原菌は土に埋められた。

    突然訪れる不運:バルト海に沈む過去の幾多の戦争の不発弾、フランスに残る第一次世界大戦の不発弾、クロアチアの地雷といった戦禍から、ノルウェーのノルドランド、モスケネス島とバル島の間に発生するモスクストラウメンといわれる海のブラックホール渦。

    天と地の気まぐれ
    世界で最も落雷が多い湖・ベネズエラのマラカイボ湖、竜巻街道といわれるオクラホマ州、台風街道としてフィリピンから日本上空の台風の渦が紹介。硫黄水の湖としてエチオピアのダナキル砂漠のダロール火山。

    2020フランス
    2023.11.20第1版第1刷 図書館

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