- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863208766
作品紹介・あらすじ
日宇皇国は空中空母"八洲"を唯一の領土とする国家。かつて外敵の侵攻を受けて本土領土を失陥し、空中に逃れた"大空の皇国"である。飛来越天は妹・蒼天とともに戦闘機に搭乗する日宇皇国のパイロット。彼女は超時代的な性能を持つ特命戦闘機"焔風"を駆って、祖国に仇なす敵と戦いを繰り広げる。越天の使命は、日宇皇国第三皇女・焔宮を護ること、そして、日宇皇国本土を奪還することにあった。戦空の果てに、越天が見たものは-!?
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
以前から話題になっていたので、読んでみたが下巻を早く読みたくなる面白い内容だった。
何を感想とすればよいのかと考えたが、読む前は空戦が主体の小説かと思っていたが、登場人物同士のやり取りが想像以上に面白かった。
特に気になった人物は主人公の越天と焔宮の関係と太傅の山本の3人だろう。
この3人は下巻にも登場するのだろうが、どのような活躍をするのかが楽しみだ。また、世界の行方もどうなるのかも気になっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
頭のタガの外れた連中がとんでもないマネをしてのける痛快さ。特にむさ苦しい男どものイキイキ感。ここに怪物マシンと軍政の群雄割拠ときた。下巻が楽しみで、もう下巻で終わっちゃうの?と寂しくもある。
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某戦闘妖精雪風の某深井大尉が好きなので、ずっと、戦闘機乗りの少女を求めていたところに! ようやく!!
燃えも萌えもたっぷりです。下巻が待ち遠しい。 -
平野耕太氏推薦文の帯に釣られて購入。国土陥落時に辛くも逃げ切った空中戦艦を新領土として、反旗を翻す少女たちの物語。凄まじくガチな空戦もの。著者の経歴からして予想はしてたけど、8割くらい(主観)は世界観設定やキャラ設定の説明文。それでも、史実や現実のメカを元ネタにした設定は面白かったし、メインヒロイン3人がそれぞれの方向を向いて戦いに身を投じる様は圧巻だった。
ところで、同出版社の萌え雑誌みたいな肌色多めの表紙にしなかったのは良い判断。