前へ ! 前へ ! 前へ ! ― 足立区の落ちこぼれが、バングラデシュでおこした奇跡。 ―

著者 :
  • 木楽舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240377

感想・レビュー・書評

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  • どんなに才能があっても自身の周りの環境によって制限され、それに縛られてしまう。そんな中でも、周りの環境に抗い、諦めずに前へ突き進む人間こそ本当に成功するのだと教えてくれた。日本だろうとバングラデシュだろうと関係ない。自己批判なんて安易な言い訳をしている暇なんてない。

  • バングラデッシュでのチャレンジ。
    行動の大切さを学べる

  • 行動力、熱意がすごい! 20歳ぐらいの若さでここまでできるのか!
    でも、“足立区の落ちこぼれ”って、こんなに押すことかな…とも思う。

  • 著者が大学在学時にバングラディシュにて起業する背景を記す。
    成功ノウハウをそのまま利用出来ることは難しい。
    ただ感心したり、刺激を受けるためには良いだろう。

  • 「でっかい男になってやる」
    そう思って、実際に行動を起こし、失敗しても行動し続けた人はどのくらいいるだろうか。

    アイデアを出すだけ、それを一回やってみるだけなら、結構やったことある人はいると思う。
    でも、一度の失敗に心が折れて、あるいは自己完結して、諦めてしまうケースがほとんどではないだろうか。

    彼は、行動し続けた。
    その違いは何だったのか。
    諦めてしまった挑戦と、批判されながらも行動し続けた挑戦との違いは、行動せざるを得ない状況が出来上がっていたことと、必死になって一緒にやってくれる仲間がいたこと。この2つなんだろうなと思った。

  • 衣類の援助が、地場の産業育成を阻むとの話。
    援助の横流しは聞いた事あったけど。むずかしいですね援助。

  • やってる内容云々というよりか、
    本の作りが非常に読みづらい。
    伝わるものも半減・・・
    (同じようなので、世界は変えることはできないの単行本も同じ)

    バングラディッシュでも大学受験をするには予備校に通わないと
    なのかー
    とか、最貧国といっても上と下の格差があるんだなということが
    わかった。
    本だけじゃ知りえない事実ももちろんあるんだなー

  • 大学生がバングラディシュでDVD式予備校を試行し、難関国立大合格者を輩出するまでの自伝。
    発想から実行までのスピード感は見習いたいです。また、貧しさの実態は現地に行かなければならない、であるとか、実践は挑戦的である、の言葉に実践者ならではの説得力があります。
    ただ、事業内容や意義への情熱よりも自己顕示欲を強く感じてしまう面も。この本の時点ではまだビジネスとしては立ち上がっていないので奇跡、革命と呼ぶには尚早ですし、足立区を必要以上に貶めているのは自分を持ち上げたいからではと勘繰ってしまいます。
    それでも、結果的に社会の為になればいい事ですし、事業が目指しているところは共感しているので成功を祈っています。

  • プレゼントに頂きました。
    大学生のサクセスストーリーは、目新しくはないものの、
    著者からにじみ出る前向きさは感動します。
    初心忘るべからず。
    さらっと自分を振り返るにはとても良い本です。

著者プロフィール

1989年東京都足立区出身。早稲田大学教育学部卒。英ロンドン大学教育研究所(IOE)準修士。19歳でバングラデシュへ。同国初の映像教育である e-Educationを創業し、最貧村から国内最高峰ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出。同モデルは米国・世界銀行のイノベーション・コンペティションで最優秀賞を受賞し、「五大陸のドラゴン桜」と銘打って14ヵ国で活動。未承認国家ソマリランドでは暗殺予告を受けながらも、教育と起業家を育成する「日本ソマリランド大学院」を米倉誠一郎氏と創設。本書執筆当時はリクルートマーケティングパートナーズ(現リクルート)に勤務。2021年夏からは長野県小布施町に移住、新たな事業に取り組んでいる。著書に『前へ!前へ!前へ!』(木楽舎)、『未来の学校のつくりかた』(教育開発研究所)等。2011年度シチズン・オブ・ザ・イヤー受賞。2016年にはアメリカの経済誌「Forbes」のアジアを牽引する若手リーダー「Forbes 30 under30 Asia」に選出。2019年『アフリカの難民キャンプで暮らす』(小俣直彦著)に出会い、その応援団長を版元のこぶな書店に名乗り出る。

「2021年 『僕、育休いただきたいっす!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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