地球とつながる暮らしのデザイン

  • 木楽舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240995

作品紹介・あらすじ

一般の消費者がなにげなく行う商品やサービスの選択の裏で、企業や制度は環境負荷に対してどのような取り組みを行っているのでしょうか。
この本では、そうした環境性能を見る眼力を、製造や流通、廃棄の段階まで含めて考えられる論考にまとめました。
世の中を大きく変える力のある環境政策とはどんなものか、どのような投資がよいかなど、実践できるさまざまな方策、考え方、価値観をふまえながら学界・企業の専門家が知識を集結。消費者の暮らしから考えた、地球とつながるためのエコライフ論です。

感想・レビュー・書評

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  • 非常に幅広い範囲のテーマを網羅し、その中からエコライフについて考えるきっかけをつかんでもらい、そして自ら行動してもらおうという本。
    衣食住はもちろん、エネルギーやゴミ問題、移動手段、投資や金融関係等々、様々なカテゴリーにおいて、まさにタイトル通り暮らしを見つめなおすことにより、今まで以上に快適に、そして地球にやさしく過ごせるのでは、というアドバイス、というか考え方のヒントを、平易な言葉で述べている。平易ではあるが、中には先進的な内容も含まれている。執筆者は、いずれもそれぞれの専門分野における第一人者といわれる人々であり、イトーキ、サントリー、パナソニック、セブン・イレブン・ジャパンなど、10社に及ぶ企業サイドからの寄稿も織り込まれている。2段組みで355ページというボリュームは、かなりの読みごたえだ

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著者プロフィール

東京大学 先端科学技術研究センター研究顧問・工学博士

1973 年慶應義塾大学経済学部卒業後、環境庁(当時)入庁。37年間にわたり、都市公害や地球温暖化への政策立案を通じて、環境と共生する経済への移行を担当した。社会人としてフランスへ留学、また、東大まちづくり大学院を修了。2011 年、事務次官を最後に退官し、慶應義塾大学、東京大学及びノース・セントラル・カレッジ(米国・イリノイ州)などで環境を講じる。自宅エコハウスでのエコライフ実践で有名。企業の独立取締役や顧問などとして環境経営にも参画。編著書には、「ザ・環境学」(勁草書房)、「地球とつながる暮らしのデザイン」(木楽舎)、「エコなお家が横につながる」(海象社)、「カーボンニュートラルの経済学」(日経BP 社)などがある。

「2021年 『GREEN BUSINESS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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