スコット・ピルグリム&インフィニット・サッドネス

  • ヴィレッジブックス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863323155

感想・レビュー・書評

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  • 映画を観に行く前に2巻読了。

    1巻を読んだだけでは正直そこまでピンと来てなかったが、2巻でエンヴィとスコットの関係が描かれ出したあたりから恋愛漫画としてぐんぐん面白くなってきた。そしてスコットの成長と人間関係を描く青春群像ドラマとしても。

    途中で手塚治虫を読んで描き方が変わった、という作者のコメントがあったが、確かにコマの割り方、間の取り方、もともとデフォルメされた絵柄がさらにデフォルメされて独特のテンポを産んで、ますますオリジナリティが冴えてその空気感が心地良い。
    1巻では雑さが目立ったバトルシーンも書き込み量は増やさないまま洗練されてカッコよくなってる。
    残念ながら映画を観に行くまでに3巻の購入が間に合わなかったけど、映画は原作の長さ的にだいぶ枝葉を省略してるだろうし、観終わってから読むのが楽しみ。

    髪の色や付き合う相手を次々変えるラモーナのキャラクターは、映画『エターナル・サンシャイン』でケイト・ウィンスレットが演じたクレメンタインをちょっぴり連想した。

  • 愉快なデタラメ、凝ったメタパロディと小粋なギャグ。海の向こうでもこれだけ立派にオタクな作品がある事を日本はもっと知るべきだと思う。

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