- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863351202
感想・レビュー・書評
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国家破綻、考えるだけで恐ろしい。
5年前に言われていた目安は「借金1000兆円」それを既に超えてしまっているという。
国民1人あたり800万円の借金があると表現されているこの1000兆円を超える借金については、いろいろな意見がる。
財政破綻を懸念する人は、すぐに財政再建に取り組まないと手遅れになると主張。一方で、政府には借金もあるが、資産もあるので大丈夫だと主張する人もいる。国債のほとんどは日本国民からの借り入れなので、いくら借金をしても問題ないという意見もある。
国家破綻で起きるてあろう「ハイパーインフレ」「大増税」「徳政令」「すさまじい大不況」どれも考えるだけで。。。
大丈夫か日本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本の国債の保有は、国内だからデフォルトリスクが低いっていうのはしっくりこない。海外の保有率があがったほうがリスクは分散されないのかな?早速、調べてみよう!いいきっかけになった本です。
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日本の借金は1000兆円を超えると破産せざるを得ない。
現在、国の借金は900兆円であり、地方等を合算すると、1200兆円を超える。
これは日本GDPの2.6倍であり、返済不可能である。
今後、日本で起こりうることは以下の通り。
・極度のインフレ
・大増税
・徳政令(国債の踏み倒し)
・大不況
90年代のロシアの事例やアルゼンチン、ジンバブエの事例が紹介されており、現実的であった。
中央集権・官僚制度は明治維新から140年続いており、古い体質である。現在にマッチしていない。よって、このような結果になったとのこと。
様々な利権が伴う官僚制度は廃止しなければ、国民が不利益を伴う。
かなり現実的な話であったので、円をドルに替えようかと考えた。