いじめに立ち向かうワークブック―考え方とどうすべきかを学ぶ 小学校高学年・中学生以上用

  • クリエイツかもがわ
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863420144

感想・レビュー・書評

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  • 低学年用と同じ内容なので重複になるけれど、幻滅である。
    最初のページから規則を破る子が間違いを犯した悪い子で、守る子が正しい行いをできる良い子と言う、マニュアル的振り分けで片付けている。
    基本的に悪い子など居ないと言う出発点には同意できるけれども、それぞれの状況を無視した机上の善悪論で、ベルトコンベアーのように片付けられたのではかなわない。
    服巻さんがこの本を選び翻訳されているようだけれど、ついに化けの皮が剥がれてしまったかと言いたいぐらいに、ここに建前論でしかなかった事がにじみ出してるとしか思えない。
    まさに組織的平等論であり、身勝手な力による軍隊的統率を目指す矯正でしかないだろう。

  • 低学年用と同じく,説明書を読まなきゃ使えん。内容は低学年用とほとんど同じなので,うまく使えば有効かも。読み物ではない。あくまでワークブックである。

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著者プロフィール

グレイ・センター(The Gray Center for Social Learning and Understanding)所長。ASD(自閉症スペクトラム障害)やその他の社会的コミュニケーションに困難を抱える人たちのためのコンサルタントを務めている。ASDの当事者とその支援者のためのコンサルティング、講演、著述を多く手がけ、「ソーシャルストーリーズ(R)」の開発者として、また、いじめや学習障害、教師のための効果的な習慣に関する画期的な著作で知られている。ASDのある子どもたちの教育・福祉への国際的貢献に対して、数々の賞を受賞している。著書に『コミック会話』(明石書店、2005年)、『発達障害といじめ』(クリエイツかもがわ、2008年)、『いじめに立ち向かうワークブック』(同、2009年)など邦訳多数。

「2013年 『いじめの罠にさようなら クラスで取り組むワークブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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