「同級生」「卒業生」公式ファンブック~卒業アルバム (EDGE COMIX)

著者 : 中村明日美子

• 茜新社 (2011年9月10日発売)

感想・レビュー・書評

[makimakiさんの感想 · 2011年9月20日]

素敵すぎる。カラーイラストのメイキングとか、配布物の紹介とか、二人の年表とか、京都の続きをカラーでとか、嬉しすぎる。
もったいなくて、ゆっくりゆっくり舐めるように読みました。

[ざじさんの感想 · 2011年9月15日]

高校生と言う人生の中でたった3年の時間を過ごした二人はこのアルバムでエンドマークを迎えたけど、これから二人が一緒にいるであろう時間が先の先まで広がっていると感じる一冊。日常の風景に溶け込む二人のキスが愛おしい。
寝ている時に繋いだ手とか、そう言うカップルには当たり前の行為も、明日美子先生の独特の空気感で、その場所の自然音とか空気の温度とかが嗅げる気がする。
二人の年表が秀逸。佐条の初恋が同性だった、と言うのがこうして文章にされると「そうだよな」と思えてくる。原センは同類の匂いと自分の好みとを同時に併せ持つ佐条に強烈に惹かれたんだなぁ。
表紙めくってすぐの、教室の窓際、風に揺れるカーテンの中で買わされる二人のキスが…これは原センの隠し撮りかな（笑）

[ariesさん · 2011/09/16]

高いので気になってはいたけど買っていません。やっぱり買おうかな。

[白薔薇さんの感想 · 2011年9月9日]

本日手に取ったのですが、こんなに立派なまさにアルバムだとは思いませんでした。
表紙は制服を着て互いのネクタイを緩めながら優しく微笑んでいる草壁と九条です。
もう、その二人の表情だけで卒業なんだなあと胸にくる物があり、暫く見入ってしまいました。
開いたら、ちっちゃくなった可愛い二人のステッカーが入っていて笑いました。
一ページ一ページ捲るのが惜しいくらい素晴らしい絵が広がって、とてもクオリティの高い絵本のようでした。
イラストの他に九条を書く様子が写真で丁寧に載っているのですが、私は絵を描かないのでこんなに繊細な作業を手間をかけながら書かれているのだと思うと感慨深かった。
インクを下書きをして濡らしたその原稿にたらしてパネルを持って様々な方向に流し込むなんて驚きました。
物を作るという事はこうして時間をかけて身を削って生み出す事なんですね。
書き下ろしの漫画も何点かありまして、久しぶりに二人のお話が読めて感激でした。
京都のあの夜の翌朝の話、とかいつも九条を待っていた喫茶店での最後の話とか。
「同級生」「卒業生」を読んでから、こちらのお話（BL)に引き込まれてしまった気がします。
このアルバム、私の大切な一冊になりました☆

[inuinuyamaさんの感想 · 2018年10月19日]

2011-9-9

[カルロさんの感想 · 2015年3月25日]

初めて蛇口をエロティックに感じました！素敵でした。

[みずたまさんの感想 · 2014年10月5日]

ファンブックなんて買うの初。
空の色が綺麗。
同級生読んでた頃、キリンNUDAよく飲んでたな～
懐かしい。

[西堂さんの感想 · 2014年4月23日]

メイキングがとてもよかった。とても。
あと佐条と草壁の年表にぐっときました。かわいいよ。

佐条視点の１話はずるい大好きです

[かいさんの感想 · 2014年3月11日]

画集？みたいな
同級生・卒業生の二人
やっぱりやわらかい絵がいいなあ
あとドラマCDの話よんでドラマCD聞きたくなりました

[39-honさんの感想 · 2014年1月25日]

既刊の「同級生」「卒業生」のイラスト集＋ファンブック。
買うもんかー…って思ってたけど、そういう無駄な抵抗したところで、いつか買うのだし、と諦め。
だって佐条くんが本当に可愛くて健気でいじらしくて、大好きだもの。

カラーとモノクロイラスト集が前半、後半は明日美子さんのお仕事風景とか作画手法とか。勉強になります。
店頭ポップなどもほぼ網羅してあるので、なんだかお得。
おまけのシールもめちゃくちゃかわいい。もったいなくて使えない。

買ってよかった。時間を忘れて眺めてしまう。

[ほじさんの感想 · 2013年9月10日]

このシリーズはストーリー重視で読んで(明日美子さんの絵は得意じゃなかったんです)いたけれど、そんな私でも『これは買い！』だと断言できちゃうほど素晴らしい本でした。

著者プロフィール

二〇〇〇年に「コーヒー砂糖いり恋する窓辺」でデビュー。爽やかな青春物語からボーイズラブ、官能的な物語まで、多岐にわたる世界観で読者を魅了する。著書に『同級生』シリーズ、『薫りの継承』『あの日、制服で』などがある。

「2021年 『谷崎マンガ 変態アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」