- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863540361
感想・レビュー・書評
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ランチェスター戦略についてはじめて触れる機会でしたが、とてもわかりやすくあっという間に読み終えました。かといって中身が薄い印象もありませんでした。
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弱者の戦略。積極的に穴場、特徴を持って
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仕事で必要となる知識であったので、この本を読んだ。ランチェスター戦略は、英国で生まれ、米国で育ち、日本で花開いたものである。ランチェスター戦略の原理原則に加え、その応用をマンガのストーリーに落とし込んだのが本書である。マンガということもあり、とても読みやすかった。以下、本書のポイントを備忘のため以下に記す。
・弱者の基本は差別化戦略
・局地戦で有利な状況を作り出せ
・一騎打ちでライバルに勝て
・接近戦で距離を縮めろ
・一転集中でナンバーワンを狙え
・陽動作戦で手の内を隠せ
・弱者、弱点を優先して攻撃せよ -
ランチェスター戦略の中のメインである、
弱者の戦略に焦点を当てた本。
ランチェスター戦略の中では、
弱者とは2位以下の企業を指します。
つまりシェア1位を目指すために必要な戦略で、
この内容をマンガと簡単な解説から学ぶことが出来ます。
局地戦、一騎討ち、一点集中、弱者攻略…
色んな言葉が出てきますが、どれも限りある資源を
最大限活用するためには必要な戦略となります。
要は勝てる試合、得意分野に注力しろということであり、
これは企業だけでなく、個人にも当てはまります。
経営戦略を考える立場にいる人はもちろん、
個人の成長戦略にも十分活用できる内容なので、
興味があれば一度読んでみることをオススメします。
マンガなので、すぐ読み終わりますので。
勉強になった言葉:
・差別化の方法
製品、売り方、サービス、流通チャネル、販促の
5つの切り口から差別化する。
・ランチェスター戦略の地域戦略の五大原則
地元地盤強化の原則
一点集中主義の原則
弱者・弱点優先攻撃の原則
ナンバーワンキープの原則
固定化の原則
・弱者は、まず勝つことを考える
市場規模、成長性を考えると強者と直接対決となってしまう。
まずは市場を細分化し、確実に勝てるものに対して、
焦点を当て、そこに注力していくことが大切。