寛永期、佗数寄の茶の湯に一石を投じ、上級武士や公家の支持を集めた「姫宗和」の真実に迫る。初の評伝。
野村美術館館長。芸術学博士。 専門は茶の湯文化学。 〔主な著書〕 『茶会記の風景』(河原書店、1995年)、 『近代数寄者の茶会記』(淡交社、2019年)、『茶人たちの日本文化史』(講談社、2007年)、『茶湯古典叢書四 金森宗和茶書』(校訂、思文閣出版、1997年) 「2021年 『現代語訳 不白筆記』 で使われていた紹介文から引用しています。」