Midnight Sun (新鋭短歌シリーズ33)

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  • 書肆侃侃房
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863852440

作品紹介・あらすじ

【守り続けているものが少しだけある。】

それは、隠された太陽によって
照らし出される。
(江戸 雪)


〈自選短歌五首〉

見た者でなければ詠めない歌もある例えばあの日の絶望の雪

凍蝶の羽が崩れる 生き返りそうな気がした夜明けの浜辺

マグカップ割れてようやくこんなにも疲れていたと気づいてしまう

ゆるやかにだし巻き卵を焼きながら春の星座を君に教わる

頬で聞く心臓の音やわらかく今夜の雨はきっと止まない

感想・レビュー・書評

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  • #短歌 #佐藤涼子 白パンのチーズの羽を引きちぎり誰を待とうか土砂降りの朝 飲み干した酸味ばかりの珈琲の澱のかたちで明日を占う 夏だから岩波文庫の赤帯とカルピスそして夕立を待つ 呼吸するたび痛むのは肺なのか雨の匂いの風強く吹け #返歌 黒パンをちぎって食べる夕立の君を待ってる傘をささずに 飲む前のフレッシュ注ぐコーヒーの白の模様で今日を占う 夏だから岩波新書赤本だ西瓜を食べてプールへ向かう 雨音に合わせ飛ぶ度痛む心(むね)君の瞳の中に嵐が

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