コカチン 草原の姫、海原をゆく

著者 :
  • 静山社
3.50
  • (1)
  • (6)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 91
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863896680

作品紹介・あらすじ

日本のれきしでは「元寇」で登場する、モンゴル帝国皇帝フビライ・ハンには、最愛の娘がいた。その名はコカチン。男の子なら次期皇帝まちがいなしといわれるほどのおてんば姫は、国のため、はるか遠く砂漠の地を目指し、マルコ・ポーロと冒険の海にこぎだした。行く手に待つのは、荒ぶる海賊、鬼女のすむ島、怪異にとりつかれた魔の海――それでも、わたしの道はこの手で切り開く! 愛と勇気の冒険ファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 史実に基づくファンタジー。タイトルにもなっている主人公のコカチン姫のキャラクターに惹かれて、楽しく読み通せる。遭遇する頼まれごとを解決して旅を進めていくのだが、少々盛りだくさんかも。中学生くらいまで、面白く読めると思う。

  • 感想画課題図書高学年。6年から。モンゴルの大帝国を築いたフビライ・ハンの娘、コカチン姫が、西の国のイル・ハン国のアルグン王に嫁ぐまでの冒険物語。スカイエマさんのようなメリハリある挿絵が素敵。題材については、世界史を知らない子たちが手に取るか、話の道筋はあるとはいえ、コカチン姫の思い通りのままに行きすぎる点が気にかかる。思いがけない苦難や、頑張りに力を貰いたい。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

愛媛県生まれ。一卵性双生児。大学卒業後、劇画作者として執筆活動に入る。劇画の原作を書くかたわら多くの少女小説や児童書を手がける。著書に『花炎』などがある。現在、大分県と愛媛県に在住。

「2006年 『別府華ホテル 観光王と娘の夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐和みずえの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エミリー・ロッダ
伊坂 幸太郎
ザ・キャビンカン...
佐藤 まどか
凪良 ゆう
上橋 菜穂子
辻村 深月
凪良 ゆう
瀬尾 まいこ
加藤シゲアキ
寺地 はるな
ジェニファー・L...
辻村 深月
宇佐見りん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×