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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863896680
作品紹介・あらすじ
日本のれきしでは「元寇」で登場する、モンゴル帝国皇帝フビライ・ハンには、最愛の娘がいた。その名はコカチン。男の子なら次期皇帝まちがいなしといわれるほどのおてんば姫は、国のため、はるか遠く砂漠の地を目指し、マルコ・ポーロと冒険の海にこぎだした。行く手に待つのは、荒ぶる海賊、鬼女のすむ島、怪異にとりつかれた魔の海――それでも、わたしの道はこの手で切り開く! 愛と勇気の冒険ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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史実に基づくファンタジー。タイトルにもなっている主人公のコカチン姫のキャラクターに惹かれて、楽しく読み通せる。遭遇する頼まれごとを解決して旅を進めていくのだが、少々盛りだくさんかも。中学生くらいまで、面白く読めると思う。
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感想画課題図書高学年。6年から。モンゴルの大帝国を築いたフビライ・ハンの娘、コカチン姫が、西の国のイル・ハン国のアルグン王に嫁ぐまでの冒険物語。スカイエマさんのようなメリハリある挿絵が素敵。題材については、世界史を知らない子たちが手に取るか、話の道筋はあるとはいえ、コカチン姫の思い通りのままに行きすぎる点が気にかかる。思いがけない苦難や、頑張りに力を貰いたい。
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