閃く脳の作り方

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 69
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864101653

作品紹介・あらすじ

「はやぶさ」一番列車の中で、川口淳一郎が目撃した"自由な発想"とは!?HOWをいくら積み上げてもWHATは生まれない。1パーセントの閃きがなければ、99パーセントの努力が無駄になる。「勉強のプロ」には決して辿りつけない、フロントラインに立つ方法。

感想・レビュー・書評

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  • 12/6/20

    津田沼丸善で見つけ購入

  • 小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーによる著書です。現代の日本から失われつつある「イノベーション」を起こすために必要な要素を11個に分けて説明しています。著者いわく「HOWをいくら積み上げてもWHATは生まれない」「1%の閃きが無ければ99%の努力が無駄になる」との事。

  • 題名通り、閃く脳の作り方について書かれてあるのだけど、
    自己啓発に関する部分よりも、はやぶさなどの宇宙開発の現場の話に夢中になってしまった。普段、あまり聞く機会のない話なので、とても興味深くて面白かった。

  • 旧来の発想や固定観念から脱し、イノベーションを引き起こすようなインスピレーションを得るにはどうしたらよいか?必要な11のことを紹介。

  • 閃くというよりも、一歩先を見据えた仕事への取組み方や考え方について、実例を交えてやさしく分かりやすく説明されている。
    高い視点から物事を見る(考える)ことも大切だが、見聞した物事をそのまま(ステレオタイプに)受け止めないなど、ちょっとしたことでも参考になることがいっぱい。
    科学技術的な内容もあるが、難しい用語でも説明がされていて分かりやすい。最近は「はやぶさ」ブームも落ち着いてきているので、あまり取りざたされなくなったが、今のような閉塞的な状況の時にこそ読んでおくと良い。

  • 「How」ばかりで「What」を考えられない日本人というところは結構いたい指摘である。
    なにより、事業仕分けで「2番じゃダメなんですか」についての反論「2番でいい=盲従していればいいでは意味がない」という考えに大賛成

  • "Stay hungry,Stay foolish"

  • なにがいいたいのかよくわからなかったなぁ。でも、ひらめきが大事というにと、自分にタガをつけないようにするってのが心に残った。

  • 勉強は「何をしたいか」という目的のための手段である。勉強することを目的とした「勉強のプロ」が増えてきているが、まず何をしたいかを決めなければ新しいことは生まれない。

    自分の思考が勉強のプロに完全に当てはまっていたので愕然としました。自分自身の一芸を磨き高い塔を立てられるような考え方を訓練しないといけないと感じました。

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著者プロフィール

1955年、青森県弘前市生まれ。「はやぶさ」プロジェクトマネージャー。
京都大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任、2000年より教授。現在、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系研究主幹、月惑星探査プログラムグループプログラムディレクタ。専門はアストロダイナミクス、システム制御論。

「2012年 『はやぶさパワースポット50 = Hayabusa's Power Spot 50』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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