- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864103923
感想・レビュー・書評
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廃墟に興味はないけど、なんとなく気になって読んだ一冊。
どなたかのレビューにあったように、ドイツ人医師の部屋は鳥肌もの。
生活感はあるのに暖かい感じは全くなくて、でもモノが意志を持っているようで。
人がいないのにやたら人工的な景色って、好きな人は好きなんだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
期待通りの一冊
端島(軍艦島)ははずせないんだろうけど・・。
最近露出が多くなっていて、目新しさは感じなかった。
撤去される前の九龍城(がおろんじょう)の画像が有ったら見たかったな。 -
ほとんどが『世界「奇景」探索百科』に載っていてちょっと複雑な。
こちらの良さは、なんといっても写真の大きさ。以前何時かの時代には人が住んでいたという、いずれ劣らぬ寂寥感を伝えてくる(一部除く)。
そうそう自分で行ける場所ではないけれど、何かの番組で見れたらいいなぁ。 -
はい?
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写真は圧倒的。たまに見て、想像力を掻き立てられるという本か。各々の写真はもっとたくさん欲しかった。
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写真
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世界にはこんな素晴らしい場所があるのか。
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表紙になっているブルガリア共産党ホールの外観は、旧ソ連時代の建造物に似ているように思えた。
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廃墟の写真とその解説が纏められた本。生産装置が破壊装置になり得ることがわかった21世紀の今の視点で、戦災、エネルギーと産業、都市と経済、自然災害の4つのテーマに分けて廃墟が纏められている。本の最初に書いてある筆者の「廃棄した未来の一部である」というのは印象的。セントラリアと医師の家がこの本に掲載されている廃墟で特にお気に入り。図書館で借りた。
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[崩美]顧みる人もなく,打ち捨てられたままであるにもかかわらず,少なくない数の人に魅力的に語りかけてくる廃墟。世界に無数に存在する廃墟の中から,厳選された箇所の写真を,解説とともに収めた作品です。監修は,『奇界遺産』がベストセラーとなった佐藤健寿。
タイトルと表紙を見て思わず購入してしまったのですが,中身はその期待を上回るものでした。比較的新しい廃墟を扱っているせいもあり,「よくもまあこんなものを......」という感嘆と哀切が相まった感情に襲われる読書経験でした。
〜現代を生きる私たちはただ,廃墟の”美しさ”に刮目すればよい。新しい時代はいつも,無数の廃墟からはじまるのだから。〜
久しぶりの写真集でしたが☆5つ