- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864105019
作品紹介・あらすじ
学校給食ひと筋30年以上。人生の新天地に選んだのは、なんとブータン!?料理の腕一本で異国の子どもたちを笑顔にした「美味しく読める」痛快ストーリー!簡単につくれる「ブータン料理」&「人気の給食」レシピ付き。
感想・レビュー・書評
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こういう人生チャレンジ物に ありがちな 「実は 人脈がすごかった」とか 「実は 仕事ですごい成功していた」 なんていうことは ありません 本当に 普通の 公立小学校の 給食のおばちゃんです だからこそ 前向きな明るさ やり遂げる力が どんどん道を切り開いていくさまに 感激しました
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私も何歳になっても挑戦し続ける気持ちを持ちたいと思いました。
ブータン行って見たくなりました! -
おそらく苦労が多かったはず。それを感じさせない、好きな事に邁進する姿はすごいの一言。
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たまたま持っていた調理師免許がたねとなり、自ら水をあげて、給食調理のベテランとなり、夢となる花を咲かせる。年を重ねていくと、なにやってるのいまの歳考えたら?と言われがちなこの国で自ら道を切り開いた平澤さんはすばらしい。
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著者のもつ生徒や人への慈愛、多様性を受容する器の大きさ、決断力、芯の強さに
とても感動しました。母としての強さを感じました。 -
年齢なんて関係なく、自分の行動次第で人生はいくらでも変えられると感じた。
若くないから、子どもがいるからと色んな理由をつけてやらないでいることをやってみようと思える本だった。 -
一歩踏み出す年齢も、それまでの経歴も、挑戦するには難しい環境も、全部飛び越えてなんとかしてしまう力は、その時点で普通の“給食のおばさん”ではないなぁ、と思う。今までやってきた自負を持てるかどうかもチャレンジには大事だと思う。
それにブータン人の食生活が意外と不健康に繋がっていることに驚いた。所々入る作った料理のイラストが美味しそう! -
夢は、待っているだけじゃダメなんだ、行動しているうちに近づくんだな、と感じた1冊。
この著者は、ブータンに興味を持ったことから、色んな縁があって、ブータンの田舎の学校で給食の改善のお手伝いをすることに。ここでの活動がその後、何度もブータンに呼ばれるように仕事(ボランティア)が次々に舞い込む。
そこには、その土地に馴染むためのバイタリティーと努力が沢山みられた。
自分も色々、やりたいことが今までにあったけれど、リスクなどを考えると踏み出す一歩がなく、夢のまま終わってしまったものが多々あるけれど、あの時踏み出せたら、また世界が別の方向に拓けたかも知れないのかな~などと考えてしまった。
著者は人生、59歳にして1歩を踏み出し、夢を実現させることができた。それを考えると、自分もまだ、いろんなことに挑戦できるのかも知れない。
2017/06/13 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/672647 -
チキンロールのレシピがわかってすごく嬉しい。
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ガスも水道もちゃんと切れる包丁もない異国で美味しいものを作ってしまう筆者がすごい!ブータンといえば微笑みの国、幸福な国、というイメージでしたが、実際に暮らした時の大変さや栄養面の課題など、初めて知ることが多く勉強になりました。
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学校給食で働いていた著者が、ブータンでの給食改革を行うために単身渡航する。ブータンののんびりしたお国柄もあり、給食改革までは進まなかったが、著者のバイタリティーはすごいと思った。いくつになっても頑張る姿勢は見習いたい。もっとブータン料理のレシピがいっぱい載ってたら嬉しかった。
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結局何をしに行ったんだか
最後までよくわからないけど、
どんな状況でも楽しく乗り越える
あっけらかんとした感じが良かった。
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二人の女の子を連れて離婚したときに、生活の糧を得ようと給食のおばさんになったのが事の始まり。
二人の娘も独立できるような年齢になろうとした時期、
ブータンで料理を教えるボランティアを申し込まれ、初めは3週間、2度目は3ヶ月ブータンへ。
まだ辺鄙な田舎で危険もある地域の私立高校へ行く。
そこでの冒険のような無い無い尽くしの環境での
調理や料理を教える。
最後はどこででも、人間関係こそが印象を変える。
生徒や事務員、副校長など助けてくれた人との出会い。
美味しく健康にする、、、という本来の給食の理念に突き動かされるように、食の大冒険! -
292.5
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いや〜、すごい!給食のおばさん、定年間近でブータンへ。1回目は3週間、2回目は3ヶ月。殺生をしてはいけなお国柄だから、部屋をゴキブリが隠れずにノソノソ歩いている。もう、私なら1日もいられないや。適応能力がすごすぎる。水道も冷蔵庫もない調理室でもなんとか料理教室を開く。そんなことができたのも、彼女自身がそれをやりたかったから。やりたいと思ったことは、なんでも「いま」やらなきゃダメだ。そんな生き方を、教わった。
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ビザのとりにくい国で,劣悪な条件の中でできることをやっていく姿に感服,ゴキブリ,蚊,だにシラミ,,,無理だわ.