- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864109826
作品紹介・あらすじ
雨穴最新作!『変な家』第2弾!14万字超、完全書き下ろし!あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが不可解な間取りの謎に挑む。1「行先のない廊下」2「闇をはぐくむ家」3「林の中の水車小屋」4「ネズミ捕りの家」5「そこにあった事故物件」6「再生の館」7「おじさんの家」8「部屋をつなぐ糸電話」9「殺人現場へ向かう足音」10「逃げられないアパート」11「一度だけ現れた部屋」後編「栗原の推理」すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!
感想・レビュー・書評
-
11の間取りに関わるミステリー
後半、内容を忘れかけているところに各1枚スライドで要約 うーんありがたい
インバスケットをやっている感覚
それぞれがゆるーく・ふかーく繋がっている
まず全体を見て俯瞰し真因を導く
図が大量なのは邪道と言う人もいるが、これはこれでミステリーのジャンルの一つだと個人感想
琴線メモ
■あなたがどんな答えを望んでいたかは知りません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雨穴さんの最新作。
「変な家」「変な絵」に続く話は何だろう?、
変な公園、変な学校、変な人(←D瓶師匠発案w)なんてどうだろう?、と勝手に想像してお待ちしておりました。
再び“家”系と来ましたか…Welcomeでーす。
まず本書を書くことになった経緯説明が面白いなと感心した。
2年前に書いた「変な家」の反響が大きく、“家”に関する数々の情報が寄せられた。“変な家”は全国各地に多数あるんだと。
その中で、繋がりの有りそうな11軒の家の間取り図をピックアップし推理する、と。
ノンフィクションっぽいフィクション。
減築、増築、謎の廊下や空間、鍵をかけてはいけない部屋etcは、ある目的のため。
その大元は◯◯だなんて…。
気持ち悪い話のオンパレードで、見事にイヤミスであった。
読みやすく面白いが、ラストが腑に落ちなかった。イヤミスならラストに一発ドカーンとぶち込んで欲しく思う、少し物足りない読後感。-
発案?
ぜんぜん覚えてなかったんですが、確かに言ってますねー。
まあ、ブグログ界隈でも変な人、変なめろんとか出没しますからねー。
...発案?
ぜんぜん覚えてなかったんですが、確かに言ってますねー。
まあ、ブグログ界隈でも変な人、変なめろんとか出没しますからねー。
>ラストに一発ドカーンと!
あなたの家の間取りにも……イッヤー!!2024/03/02 -
確かに「変な人」を発案されてますw
なるほど…確かにブグログ界隈でもおかしな人で賑わっていますね。私が知る中では、果物とか僧侶とか…
うちの...確かに「変な人」を発案されてますw
なるほど…確かにブグログ界隈でもおかしな人で賑わっていますね。私が知る中では、果物とか僧侶とか…
うちの間取りは大丈夫(๑•̀ㅂ•́)و✧2024/03/02
-
-
面白かったです。実は雨穴さんの作品は実話だと思っていたのですが、フィクションだと知りびっくり!まあ、これがノンフィクションだったらすごいけど。
何にも関係のないと思っていた見取り図がだんだん新たな事実を表すようになっていく。変な絵の時もそうだったけど関係ないと思ったことを結びつけるところが雨穴さんの面白いところですね。 -
『変な家』第2弾。
前作同様に不可解な家の間取り。
恐怖感よりも気持ち悪さ、という拒否感のある間取りである。
見るからに住みづらい家なのである。
中部・北関東地方に散らばる11の奇妙な家。
それは、誰かに被害をもたらし住み続けることができない。
1話ごと読み進めるたびにあれっ⁈と振り返りたくなる話が、続いていく。
これはハウスメーカー絡みなのか⁇いや宗教絡みなのか⁇と考えるうちにすべてが繋がっていくことに気づく。
いわくつき物件、事故物件というよりもあえて間取りをそう作り上げたという結果なのだが、元を辿ると「そこにあった事故物件」になるのか。
家というのは、注文住宅で建てたとしても住み始めるとちょっと不便だなと思う箇所が出てくるわけで、いくら新築だとしてもその土地までは調べることなく建てたりして…と。
考えさせられることも多いし、満足できる家というのもないのかも…と思ったりする。
だが明らかに何かおかしい…と感じるのならやはり何か⁇あるのかもしれない。
-
家は生きものだそうです。
-
『変な家』1冊目の方はネットやYouTubeでなんとなく内容は知っていたので、こちらを…普段活字系は文庫購入がほとんどなので単行本は久しぶりの購入(それくらい読みたかった)
元々、昔からよく広告で入ってくるハウスメーカーや不動産屋の家の間取り図を見て、この作りだと暮らしやすそうだな〜これはダメだろ〜とか考えるのが好きなので11もの間取り図に謎があるなんて、考えただけでワクワクすっぜ!!と思いながら読む
登場人物が多いので少し混乱しつつも、サクサク読める!でもかなりの読み応えがあって満足 しかも11もある間取りが最後に繋がっていく感じが凄い
雨穴さんの本を読んだことないって人にもお勧め!これだけでも充分楽しめる -
個人的な好みの部分が大きいと思いますが、1のときのインパクトと話題性の方が、印象に残ったというのが正直な感想です。
それぞれ別々の人に話を聞いた取材内容が、読み進めていくと、ちょっとずつ関連が見えてきて、最後に一つの真実に繋がっていくところは、お見事でした。 -
11軒の家の間取りに纏わるミステリー。
建っている地域も違う11軒の家が、話が進むにつれて、繋がりを持ち始め、最後に一つの真実に辿り着きます。
「変な家」「変な絵」と同様に、散りばめられた伏線の回収、そして物語が結末を迎えたと思いきや別の真実に辿り着く展開は見事です。
絵での説明が多く、また11軒の間取りに関する事件も最終章で改めて話をまとめて説明してくれたので、理解しやすく、読みやすかったです。 -
うわ〜これヤバ。
大満足の★★★★★
想像超える推理と伏線回収。
章ごとに出てくる人や背景が繋がってるのも好み。
不思議な家、というか家ってその家族の『命』みたいなもんなんだな。
にしても不倫、そして不倫、また不倫、小児買春、虐待、
と読んでて暗〜い気持ちになっちゃった。