ふざける力 (コア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864368599

作品紹介・あらすじ

"意味"の構図から、"無意味"の世界へ。必読の"ふざけ"論がここに完成!

感想・レビュー・書評

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  • ふざけとはなにか、ふざけ方の作法、そしてふざける意味とは…
    本書では常に「無意味のもつ意味?価値?」を説き、そして、「無意味とは一瞬のうちに咲く、花である」という名言とともに無意味のもつ素晴らしさを語りかけてくれます。
    がっつり線を引きながら読み込む私を著者のワクサカさんは「意味だらけだ!」と思われるのかもしれませんが、無意味を愛し、生き生きと構図という固定の枠の外へと飛び跳ねるワクサカさんの様子を思うと、私も人生にもっとふざけを取り入れたいな、とこれまた真面目に思ってしまうのでした。

  • ヤル気が湧いてきた!
    ごちゃごちゃ考えすに、自分が面白いと思う事に敏感になろうと思いました。

  • 意味や効率に囚われて生きてたから本当に心が楽になった。だよね!って感じで視点が変わった〜!
    無意味が必要って話は、養老孟司さんが自然に触れると楽になるという話をしていたのも思い出してすごい納得。

  • 第23回アワヒニビブリオバトル「社会人になる人に読んで欲しい一冊」で発表された本です。
    2017.03.07

  • 読み進むにしたがって自己啓発濃度が高まっていく。著者自身がそのパラドックスに触れているが、ふざける力が人生に与える効能を説いている。ふざけてないじゃないか!

    自分を変えたい!とか、どうすれば変われるのか?なんてことが自己啓発ではテーマになりがちだ。この本もその類書と言えそうだが、「ふざける」を切り口にしているのがおもしろいところ。本書は「ふざける=構図を変える」ことの人生における重要性を繰り返し説いている。人間が変わるためには、時間配分・付き合う人・住む場所のどれかを変えることが必要、なんてことが自己啓発ではよく言われるが、本書では「構図を変える」という言葉に置き換えていると言っていいだろう。

  • 思索

  • 意味に満ちた構図の中でがんじがらめな日常。
    無意味さ(ふざけること、遊ぶこと)こそ人間を救う。

    無意味であることをここまでポジティブに捉えた人に初めて出会ったかもしれない。

    なんとなく人生を気楽に考えられるキッカケになりそう。
    何とは無しに手に取った本だったけど、意外な良書でした。

  • 深い。深すぎて、途中ちょっと真面目に読んでしまった。危ない危ない。

  • ”「固着せよ、そしてちょっとだけ手放せ」とでも言うのでしょうか。そこに、「楽しく暮らすこと」へのヒントが隠されています。”

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著者プロフィール

1983年生まれ。作家・脚本家。主な著書に『中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる』『夜の墓場で反省会」『今日もひとり、ディズニーランドで』などがある。

「2022年 『出セイカツ記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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