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- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864688857
感想・レビュー・書評
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やっぱり筆者の絵と世界観や家族観、とても好きだなと思った。丸みがあって優しくて、それでも力強さも感じる線。筆者の祖父を思わせるガラス職人のおじいちゃんが、自分の感性と子供や孫を含む他人の感性は違うものであることに気づき、尊重し、他者を受け入れていく過程がとても丁寧に描かれていて、心が震える。他者が自分で自由に選ぶことを尊重したいと思っていても、自分のエゴや願いが入った言葉を投げかけ、支配してしまうことがある。私はその支配がとても苦手で、息子さんの気持ち、すごくわかるな。何を選んでもいいというのは、自分が本当には選んでほしくないと深層では思っている選択肢を相手が選んだ時に、拒絶反応を示さず、受け入れることだと思う。選ぶことのできる地盤を固めてあげながら、選んだものを尊重する、という育て親の立場は、本当に難しいと改めて感じる。
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一時帰国時のブックオフでジャケ買い!
カラーは見開き一ページだけなのに、色鮮やかだったり温もりのあるステンドグラスの色が目に浮かんだ。
漫画というよりはBDのようなアート性の高い作品で、ストーリーも温かくて良かった。
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