ゴールドマン•ファミリーズ•グループが認める唯一の承認者(フラッグシップ) 吉備太秦(きびのうずまさ)が語る「世界を動かす本当の金融のしくみ」 地球経済は36桁の天文学的数字《日本の金銀財宝》を担保に回っていた

著者 :
  • ヒカルランド
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864712507

作品紹介・あらすじ

表の国家経済は破綻していても関係なかった-われわれのまったく知らない"超裏金融"の正体。サイナー、ゴールドマン・ファミリーズ・グループ、フラッグシップ-しくみを実際に動かすシステムがついに白日の下に晒される!

感想・レビュー・書評

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  • 2015/10/30:読了
     「吉備太秦」って、誰よとは思う。
     書いていることは、なかなか興味深い。
     

  • この本の帯に書かれている事柄は私の理解の超えることが多く書いてあり、読んでいて「?マーク」がたくさん頭の中に浮かぶのですが、作り話にしては手が込みすぎているような気もしますので、読んでみることにしました。しかし、日本史のできごとを金融の観点からしっかりと解説しているのを読んでいくと、なるほどと惹かれてしまいました。

    レビューを書くのが読んでから時間がかなり経ってしまったのが現実で、このGWを使ってこの本の振り返りをするつもりです。

    タイトルだけ見ると凄い内容のように思いますが、読み進めてみると、現代史を「金融」の観点から解説した本と見ることもできるので、このような歴史の勉強も面白いと思いました。

    以下は気になったポイントです

    ・人間とその他の動物の大きな違いは、1)火が使える、2)交換レートを決めて自分の欲しいものと相手の欲しいものを交換できる、3)金属加工で道具が作れる(p32)

    ・ローマ帝国は、戦争によりブリタニア、ライン以東、ダキア等の周辺土地を獲得したものの、野蛮な地域の痩せた土地ばかりで、それらの維持にコストがかかり国家財政を圧迫した(p36)

    ・スペインは国力を消耗させたのちに、1640年にはポルトガル独立、1648年オランダ共和国独立承認、1659年には、フランス・スペイン戦争を不利な条件で締結、黄金時代は終わった(p44)

    ・源頼朝が鎌倉に幕府を開き、室町、江戸幕府となった。最大の原因は、お金をつくる権利(日銀)を摂政関白に代わって武士が握った。そして朝廷を奉って、二重政権をつくって朝廷にお金を献上していた(p48)

    ・江戸時代に、中国とオランダとは交易をしていた。彼らは何をしに来ていたかというと、日本の小判を取りに来ていた。彼らはレートを誤魔化して多くの金を持ち帰った(p52)

    ・英国が1816年に貨幣法により、金1オンス(31グラム程度)を、3ポンド17シリング10ペンス半と決めて、金貨製造を始めた、これが金本位制のはじまり(p61)

    ・戦争によって増大した対外支払いのために、金貨を政府に集中させる必要があったため、金輸出を禁止、通貨の金兌換を停止せざるを得なくなった(p62)

    ・米国のドル金の交換停止を1971.8.15に発表した後、12.8に、スミソニアン協定で、1ドル=38オンスとしたが、さらに減価して、1973.3にはスミソニアン体制も終焉した(p67)

    ・スミソニアン協定に参加した10か国(G10)は、米国、英国、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、オランダ、ベルギー、スウェーデン、1984にスイスが加わった(p67)

    ・歴史上、日本の女性天皇はすべて一代限りの男系の女性天皇、女系天皇=母親だけが皇族の天皇は一度も存在していない。現王朝は、6世紀以降は交代していなくて、1500年は続いている、世界で唯一(p100)

    ・日本銀行が世界銀行からお金を借りて、東京オリンピックを開催したり新幹線をつくった。公共企業体、3公社(国鉄、たばこ、電話)と、5現業(郵便、国有林野、印刷、造幣、アルコール専売)が日銀からお金を借りれた(p112)

    ・1953年から世界銀行から借り入れをして、1967年には投資適格国から卒業、1971年には五大投資国、1990年7月には全額返済した(p113)

    ・ニクソンショック時の声明のポイントは、1)金ドル交換一時停止、2)10%の輸入課徴金導入、3)価格政策(90日間の賃金、物価凍結)であった(p118)

    ・ペイオフのための支払い準備金を資本金以外に預金保険機構につんでいる、資本金とあわせて20%にする必要がある、2019年までに地方銀行も含めてやる必要がある(p155)

    ・日銀の基は三井銀行、ロスチャイルド、ゴールドマンサックス、日銀、三井は全部、欧州最大の財閥ロスチャイルド系で繋がっている(p158)

    ・日本銀行の資本金の55%が政府、45%がロスチャイルドのオルレアン社、もともと比率が逆転していたが、これを橋本元首相が逆転させた。なので彼は不幸な末路を迎えた(p161)

    ・1945年9月2日の降伏文書を調印した同じ日に、日米英三国同盟が結ばれた。1948年には相互防衛援助協定が生まれた、その担保となっている「金」がある(p183)

    ・アポロ集電機を実際に開発したのは、ドクター中松、彼の自宅は特殊な黒い素材の壁で集電し、必要な電力をまかなっている。放射線などをエネルギーに変えて貯める仕組み(p201)

    ・ハイブリッド溶融方式とは、電解コンデンサーのこと。ものすごく大きな電池、炭素素材にアルミ箔を入れて紙のセパレータで分け、化学反応を起こして電圧をかけると蓄電可能(p202)

    ・戦後復興の時に、管理権委託譲渡資金を受けたのは、松下幸之助、井深大、豊田章一郎、御手洗毅、稲盛和夫である(p223)

    ・日本国は赤字国債を発行するのを禁じられている、それは一般会計以外に特別会計という、日本国だけに与えられた特別な予算を有しているから。一般会計と特別会計を一本化して、毎年500兆円程度の予算を組めば、赤字国債も減らせるし増税も不要(p224)

    ・戦後の償還制度には、本償還があった。資本金500億円以上の一部上場企業の代表者個人に資金を提供するもの。もう一つ二次償還といって、100億円以上の企業の代表者に対する資金で、そこに富士銀行がついていた。二次償還を使ってカネを手にしたのは、三木元首相以外、全首相(p228、240)

    ・ロックフェラー系のシティグループの衰退ぶりが著しく、破たん寸前になっている。2014年3月27日の記事によると、シティグループがついに破綻寸前に陥っていることを示している(p261)

    ・沈没事件を起こした韓国大型旅客船「セウォル号」の3階船員室には、海外に売却される予定の、金かい50トンが積まれていた(p288)

    ・マネーロンダリングを取り締まる国際組織は、バチカンの粛正に乗り出し、教皇であったベネディクト16世を生前退位させて、フランシスコ1世に交代、ローマ教皇庁の国家財政管理と、資産運営をしていた「宗教事業協会」っを解体させた(p294)

    ・2013年秋に日本ロイヤルファミリーの金塊による恩恵を受けたプーチン大統領は、4島一括返還に変わってきている、ロシアに続いて、米国、英国、フランス、ドイツが恩恵に浴している(p308)

    ・地球連邦軍は日本が中心になり活動する、このためには、日本は2015年に実施される、非常任理事国で当選し、2016-7年に安保理メンバー入りすること。国連憲章の敵国条項を完全削除して、中国を4分割して、連邦国家にするとともに常任理事国から外す。そして日本が選ばれる(p310)

    ・2016年7月のダブル選挙において、ゴールドマンファミリーが新帝王に指名している小沢首相による新政権を誕生させる必要がある(p311)

    ・2012年9月4日夜、副国家主席であった習氏は、二台のジープに体当たりされて病院に逃げ込んだ。この暗殺未遂事件の黒幕が周永康の疑いが濃厚であった(p346)

    ・イスラエル、ガザ地区で、中東最大規模(世界最大)の天然ガス田が見つかった(p403)

    2015年5月5日作成

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著者プロフィール

評論家

「2014年 『[新版]孫の二乗の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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