奇少物件100LDK (TO文庫)

著者 :
  • ティー・オーエンタテインメント
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本棚登録 : 39
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864721653

作品紹介・あらすじ

セキュリティ会社の営業マン、大和霧彦は、巨大な屋敷を訪れていた。そこは政財界に名を轟かせる長門ホールディングスの会長宅。妖しいメイド、光によると、契約を勝ち取りたければ「長門一族、八名八問」の試験を突破する必要があるという。やがて、二人の前におかしな住人たちが次々と現れ、一族の秘密が明らかになっていく。世にも奇妙な「100LDK」を舞台に、ドSな営業マンとドMなメイドが、大富豪家族の謎に挑む!ゴシック長編第1弾!

感想・レビュー・書評

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  • 謎解きにクリアすると大豪邸のセキュリティの契約が取れるという設定は興味が出たけど、キャラについていけなかった。お家騒動が酷くなりすぎてはちゃめちゃ。主人公とこの家との繋がりがありそうな雰囲気のまま終わって続編に続くようだがもういいや。

  • あざといまでにクセのある会話も、もともとWeb小説だとわかれば納得できる。
    読者を飽きさせず、続きを読みたいとどこまで強く思わせられるか。
    個性的なキャラクターを配置し、ミステリー仕立てでありながらサスペンス要素も盛り込んでいる。
    謎めいた主人公・大和霧彦を中心に物語は展開していく。
    一冊にまとめられた小説として読み通すと、作者が意図的に各所に挟み込んでいるエピソードが、そのアクの強さゆえに上滑りしているようにも思える。
    あえてわかりやすいように伏線を張ってはあるのだけれど、登場人物たちの強烈すぎる人物像の前ではそれさえもかすんでしまっている。
    好みからいえば、「奴隷区・・・」や「だるまさんがころんだ」よりも内容的にも読みごたえからも、「希少物件・・・」のほうが好ましい。
    物語は完結していない。
    中途半端な終わり方では納得できない人は、続編も合わせて読んだ方がいいだろう。

  • 謎が残りすぎているため☆3つ。
    これって謎の残ったモヤモヤ感を楽しんで自分で推理して楽しむもの??しかも続編ありとの記述に沿えば…その伏線はそちらで解消されると考えてよいの!?

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著者プロフィール

昭和59年生まれ。東京都出身。E★エブリスタにて活動する小説家。

「2019年 『東京23/奴隷区』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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