出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした

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  • TOブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864727396

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  • 英雄だった主人公がその世界での生き難さから転生を決意。転移しなかったのは、1からやり直したいと思ったから。
    転生先はステータスやレベル、神から授かるギフトが重要視される世界でそれを絶対視してる公爵家だった。主人公は転生前の能力を受け継いだままだったため初めは「神童」と呼ばれていたが、レベルが上がらない・ギフトを授からないという理由で出来損ないと呼ばれ公爵家追放。
    話の冒頭は、その英雄が出来損ないと親父と弟に執拗に罵倒されてるシーン。無駄に長い罵倒に胸糞悪さを感じた。

    さらに設定の説明やら物語の進行も、作者の意図なのか…説明が長いし何よりシーンに登場する人物を「男」だとか「少女」だとかやたらと遠回しな表現をする。物語として後に誰だったか分かる内容、誰だか推測できる内容だったらまだ良い。冒頭からこれやるし、何より非常に読み難い。パターンとして最初隠してて少ししたら誰だか説明がある、みたいな流れが好きなんだろうな、と思うけど無駄が多い。似たような説明を何回も繰り返して物語が進まなかったり…
    「アレ」とか何かの例えも多い。文脈で分かるのもあるけど、例えばかりで本当に読み難い。
    平穏な暮らしをしたいとか言いながら、自ら首を突っ込んでいくスタイルなのもよく分からない。何がしたいのかが全く分からない。

    神に近い能力があるとかで追放された後から無双し始めるけど、レベルも上がらない・ステータスもそこそこでどうやるのか…
    というか、主人公ずっと肩すくめるか苦笑してるな。トレンドなのかな?

  • ある異世界で英雄だった男が転生して…。

    追放されるも実はものすごーく強いアレン君。
    神童と言われた幼い頃の婚約者である王女リーズわ助けたり、勇者を助けたり、ドラコンを倒したりするストーリー。

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著者プロフィール

2015年よりWEB投稿を始め、2017年に『元最強の剣士は、異世界魔法に憧れる』(GCノベルズ)にてデビュー。2019年8月よりウェブ上で連載開始した『世界最強の元Sランク勇者は、Fランクの冒険者となって今日も無自覚にチートを振りまく』が第12回アルファポリスファンタジー小説大賞で奨励賞を受賞。改題し書籍化に至る。著書は他に『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』(TOブックス)などがある。

「2020年 『最強Fランク冒険者の気ままな辺境生活?2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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