ひぐまのあき (北の森の動物たちシリーズ)

著者 :
  • 絵本塾出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864840880

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  • 秋、ヒグマの親子が木に登って山ブドウを食べています。
    今夜は鮭をとりに行くんだ、こぐまは山のむこうの川を眺めました。
    そして、夜になって…

    昔、北海道の旭岳を訪れ、ロープウェイを降りてから8合目あたりまで歩いたことがあります。登山道の開けた場所から眺めた景色は、山また山、そしてまた山が続いて、空と森がずっと広がっていました。

    この絵本の中で、こぐまが見た山の景色が見開きで描かれています。
    そのページには言葉が書いてありませんが、ついゆっくり見てしまう。
    山の景色に圧倒されて感じた思いがよみがえってくる、
    その時間が凝縮されていて、ページを開くと立ち上ってくるように感じます。

  • 手島圭三郎さんは北海道出身の版画家・絵本作家。北の森の動物たちシリーズは、版画の素朴さが、生々しい動物たちを、少しチャーミングにみせてくれます。(ちいさな帆)

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著者プロフィール

北海道生まれ。『しまふくろうのみずうみ』では絵本にっぽん賞を、『きたきつねのゆめ』はボローニア国際児童図書展グラフイック賞を、『おおはくちょうのそら』はドイツ児童文学賞絵本部門ノミネート賞など、数々の賞を受ける

「2023年 『みずならのいのち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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