マクティーグ (ルリユール叢書)

著者 : フランク・ノリス 高野泰志

• 幻戯書房 (2019年9月26日発売)

作品紹介・あらすじ

突如その男の内側に住む獣が身をもたげ、目を覚ました。

ゾラをも凌ぐアメリカ自然主義の、最高の宿命小説。
怪物シュトロハイムに映画『グリード』を
作らせた、ノワール文学の先駆的作品！

著者プロフィール

Frank Norris 1870-1902
シカゴ生まれ、西海岸育ちのアメリカの小説家。カリフォルニア大学バークレー校で進化論と出会い、ハーヴァード大学創作科で創作論を学ぶ。『レディ・レティ号のモラン』で作家デビュー。本作で作家として注目される。《小麦三部作》最終作執筆中に病死。同時代のナチュラリズムの作家で、もっとも理論的に小説を考えた作家として知られる。

「2019年 『マクティーグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」