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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910705
感想・レビュー・書評
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いいぞ、やっちまえ!(プラネット・ハルク読了後) JRJrの超迫力の画で痛快ボコボコの後、やりすぎかもと思わせた頃合いに二人の親友の理解と共感を軸に、驚きと納得の真実で急転直下と筋立ても上手い。
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かつて宇宙へと追放されたハルクの帰還と復讐が描かれる大規模なクロスオーバー作品。…と聞くと、怒りとともに暴走するハルクの姿が思い浮かぶことだろうが、この作品のハルクは非常に"理知的に暴れる"。宇宙での経験から「王」としての風格を身に着けたハルクは本作に置いて打倒されなければならない敵のボスであるとともに、メッセージ性の強い存在として打ち出されている。
それだけに、この前日譚にあたる『PLANET HULK』が翻訳されていないのは残念でならない。巻頭に詳しいストーリーの解説はあるのでわからなくはないが、ハルク側の仲間たちへの思い入れが一切ない状態で読むよりは間違いなく面白く感じることだろう。
打倒される各ヒーローも合わせ、魅力のないシーンが一つもないと言っていいのではないだろうか。激動の様子をぜひ見届けてほしい。