ビフォア・ウォッチメン:コメディアン/ロールシャッハ (DC COMICS)

  • ヴィレッジブックス
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864910972

感想・レビュー・書評

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  • 「ウォッチメン」は、全盛期が終わったヒーローたちをかく物語でした。
    これは、その前話として、彼らがヒーローになっていく、または、全盛期からヒーローとしてだんだん狂っていく時代の物語になるようです。

    ということで、最初の1冊目は、コメディアンとロールシャッハ。

    コメディアンの話は、ベトナム戦争を通して、アメリカ人の気分が変わっていって、意識のかわらないコメディアンとどんどん乖離していくという話。

    まぁ、ずっと戦場にいて、腕力を信じてやっていて、そこに命のやりとりという大きなものがあれば、なかなか自分の考えをまわりにあわせていくというのはできないことなのかも。

    コメディアンの話は、なんせ、注釈を読んで、その時の時代背景を理解しないとものすごく分かりにくいです。

    逆に、ロールシャッハの話は、ニューヨークの大停電の話位をしっていら、多分、大丈夫です。
    だから、感じとしては、正反対の話が2つくっついているような本でした。

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著者プロフィール

●ブライアン・アザレロ[作]……1990年代半ばにデビュー。代表作はアイズナー賞とハーベイ賞を受賞した『100ブレッツ』、アイズナー賞候補となった『ヘルブレイザー』、『スーパーマン:フォー・トゥモロー』などがある。

「2019年 『バットマン:ヨーロッパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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