デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプール (MARVEL)

  • ヴィレッジブックス
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864912488

作品紹介・あらすじ

ヒーロー達を編集部の搾取から解放せよ!現実の壁をも超えた問題作『デッドプール/パニッシャー・キルズ・マーベルユニバース』、待望の続編登場!戦いはまだ終わっていなかった。人間の想像力の続く限り、悲劇に終わりはない。デッドプールは、創造の根源である古典・名作に照準を定める。そして自分自身に…。デッドプールが古典文学に死闘を挑む『デッドプール・キラストレイテッド』と、自分自身の命を狙う(?)『デッドプール・キルズ・デッドプール』を同時収録!

感想・レビュー・書評

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  • 古典キャラとの戦闘が楽しい。そしてデッドプールバースとも言える後半の作品は何言ってるかよく分からなかったが、雰囲気は楽しんだ

  • デッドプールが何かを殺害しまくる「キルロジー」三部作の2部・3部が収録された一冊。
    第1部と言える「キルズ・マーベルユニバース」がダーティな作風で、その非道さを楽しむような話であったので同じような感じかと思いきや、どちらも雰囲気がまるで違ってとても興味深かった。

    デッドプールが古典文学の登場人物を殺害して回る「キラストレイテッド」は、一方的な虐殺ではなく抵抗する様子が見られるため、古典文学のキャラクターたちの個性的に振る舞う様子が読んでいて面白い。自分がもっと古典文学に親しんでいたらもっと楽しめたかもしれない。ところどころマーベルキャラクターにイメージを重ならせる(個人的にはこれはもっとやってほしかった)のも楽しい。

    第3部となる「キルズ・デッドプール」は普段親しんでいるデッドプールが出てくることも相まって雰囲気がガラッと変わる。様々なモチーフの並行世界のデッドプールたちは一目見るだけで笑いにつながるキャラクターもちらほら。そんなキャラクターたちが殺し合いをして妙な結末を迎えるもんだからたまらない。第3部だけでも色々な人に読んでほしいと思えるほどである。

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著者プロフィール

●カレン・バン[作]……『デッドプール VS. カーネイジ』『デッドプール:バック・イン・ブラック』(以上小社刊)などデッドプール誌を多く手掛けるライター。ホラー系の作品を得意とする。

「2022年 『リターン・オブ・ザ・リビング・デッドプール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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