日本領樺太・千島からソ連領サハリン州へ: 一九四五年-一九四七年

  • 成文社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865200140

作品紹介・あらすじ

サハリン残留日本人30万人。ソ連占領軍と民政局の統治下で引き揚げを待つ日々。その後移住してきたソ連人との共住生活を含むソ連領サハリン州形成の記録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 戦後の樺太の状況についての情報は多くはなく、かなり限定的な情報しか知らなかったので本書を手に取った。避難民がソ連の潜水艦に撃沈された話は聞いていたが、それでも多くの人が日本に避難できたこと、機械なども持ち帰ることができたこと、終戦時はソ連の兵隊が悪さをしていたようだが、正規軍は秩序をもたらしたこと、多くの日本人が抑留され、経済活動を期待されたこと、移民など、知らなかった情報を多くすることができた。それ以上でもそれ以下でもない。何か物足りないのは、体験者の生の声が少ないことではないだろうか。

全1件中 1 - 1件を表示

小山内道子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×