チェコ・ゴシックの輝き: ペストの闇から生まれた中世の光

著者 :
  • 成文社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865200560

作品紹介・あらすじ

不条理な受難をいかに受け止め、理不尽な不幸といかに折り合いをつけるか──プラハの有名なゴシック建築の数々は、ヴルタヴァ川に架かるカレル橋にその名を遺すカレル四世と息子ヴァーツラフ四世の時代に築かれた。プラハとチェコがヨーロッパのゴシック文化の中心地のひとつとなったその時代はまた、ペストのパンデミックが猛威を振るった時代でもあった。建築・美術のみならず文学・音楽も含めたチェコ・ゴシックの全体像を明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「プラハのバロック」(みすず書房)の次はバロック!

    新刊案内 - 石川達夫のホームページ
    https://tishi.jimdofree.com/%E6%96%B0%E5%88%8A%E6%A1%88%E5%86%85/

    チェコ・ゴシックの輝き 成文社
    https://www.seibunsha.net/books/ISBN978-4-86520-056-0.htm

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      光の芸術とチェコの中世史
      多様性文化の興隆と限界
      三谷惠子 / 東京大学教授・言語学・スラヴ語学
      週刊読書人2022年1月14日号
      読書人W...
      光の芸術とチェコの中世史
      多様性文化の興隆と限界
      三谷惠子 / 東京大学教授・言語学・スラヴ語学
      週刊読書人2022年1月14日号
      読書人WEB
      https://dokushojin.com/review.html?id=8621
      2022/01/17
全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

 1956年東京生まれ。東京大学文学部卒業。プラハ・カレル大学留学の後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。
 専修大学国際コミュニケーション学部教授・神戸大学名誉教授。
 スラヴ文化論専攻。
 著書に、『チェコ・ゴシックの輝き』(成文社)、『プラハのバロック』 (みすず書房)、『チェコ民族再生運動』(岩波書店)、『マサリクとチェコの精神』(成文社、サントリー学芸賞および木村彰一賞)、『黄金のプラハ』(平凡社)、『プラハ歴史散策』(講談社)、『チェコ語日本語辞典』第1・2・3巻+別巻1・2(編纂、成文社)など。
 訳書に、チャペック『マサリクとの対話』、『チャペック小説選集』第1・2・6巻(『受難像』『苦悩に満ちた物語』『外典』)、マサリク『ロシアとヨーロッパ』全3巻(Ⅱ・Ⅲは共訳)(以上、成文社)、パトチカ『歴史哲学についての異端的論考』(みすず書房)、クロウトヴォル『中欧の詩学』(法政大学出版局)、フラバル『あまりにも騒がしい孤独』、シュクヴォレツキー『二つの伝説』(共訳)(以上、松籟社)などがある。
 2016年イジー・ホスコヴェツ賞(チェコ心理学会)受賞。

「2022年 『十一月の嵐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石川達夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×